手湿疹の予防・改善に効果を発揮するハンドクリーム5選

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手がカサカサ乾燥したり、痒みを伴う湿疹が出来たり、手がヒビ割れしてきたというあなた。もしかしたら手湿疹かもしれません。手湿疹の症状を改善するために効果的なハンドクリームをお探しではございませんか?

手湿疹を改善するためには手の保湿は欠かせません。ハンドクリームはたくさん種類がありますが今日は手湿疹に効果的なハンドクリームをご紹介します。

ハンドクリームが効果的な手湿疹はどんな症状?

hand eczema Hand cream

手がカサカサになる、指先にひび割れが出来る、痒みを伴う発疹が出来る、これら全て手湿疹の症状です。水仕事など主婦の方がなりやすいため「主婦湿疹」とも呼ばれています。

手湿疹の症状は「乾燥型」と「湿潤型」の2種類に分類することが出来ます。乾燥型は手の乾燥、乾燥による痒み、ひび割れ、あかぎれといった症状が出ます。一方、湿潤型は痒みを伴う発疹や水ぶくれが出来る症状です。

ハンドクリームで改善出来る症状は「乾燥型」の手湿疹です。もし、あなたの手湿疹が発疹や水ぶくれが出来る湿潤型である場合はハンドクリームではなくステロイド外用剤を使ったケアが必要になります。ステロイド外用剤は市販されていますが不安な方は医療機関を受診することをオススメします。手湿疹の症状については「手湿疹:4つの症状と改善するための対処法・予防法」で詳しくご紹介していますので合わせて読んでみてください。

乾燥型手湿疹にハンドクリームが効果的な理由

乾燥型の手湿疹はハンドクリームで正しい保湿をしてあげることで徐々に改善していきます。本来は手湿疹の症状が出る前からしっかりと保湿をしてあげることで手湿疹にならずに済みます。

手には皮脂を出す毛包や皮脂腺がないため乾燥しやすいんです。そのため食器洗いや掃除などの水仕事、紙や衣類を触る機会が多い人の手はどんどん皮脂が奪われるため手が乾燥しバリア機能を失い手湿疹の症状が進行してしまうのです。手湿疹になる原因や予防方法については「手湿疹になる4つの原因と今日から出来る4つの予防方法」で詳しくご紹介していますので参考にしてくださいね。

手湿疹に効くハンドクリーム5選

1.塗る温泉

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参考URL:塗る温泉

塗る温泉の特徴は「保湿力」「肌に優しい」の2点です。温泉に入ったあとに肌がしっとりしたと実感したことがある人は多いと思います。温泉にはミネラルイオンが豊富に含まれているため肌をしっとりと保湿してくれるんです。塗る温泉には温泉成分がギュッと詰まっているためクリームを塗ったあとにまるで温泉あがりのようなしっとり感やもちもち感を実感出来ます。顔の保湿にも優れていますが、潤いを失っている手にもしっかり保湿してくれるので手湿疹の症状緩和にも効果的です。また、赤ちゃんのおむつかぶれにも使うことが出来るくらい肌に優しいので手湿疹で傷ついた手も優しく保湿してくれますし、敏感肌の人でも安心して使うことが出来ますよ。

2.ユースキンA

 

ユースキンAはビタミンC、ビタミンE、ビタミンB2が含まれたクリームなので手の血行を促進することで必要な水分や脂分を補給することが出来ます。乾燥方手湿疹の症状であるヒビやあかぎれにお悩みの方にオススメのハンドクリームですよ。血行促進するため冷え性の緩和にも効果的です。発売されてから50年以上経つロングセラー商品は効果の高さを物語っているのかもしれませんね。

3.ロコベース リペアクリーム

 

セラミド・グリセリン・ワセリン・オレイン酸といった保湿力に優れた成分がたっぷり含まれているロコベースリペアクリームは、手のカサカサが酷い手湿疹にオススメのハンドクリームです。カサカサ乾燥の手湿疹は放おっておくと痒みを伴うため睡眠中に無意識に掻きむしり症状が悪化してしまう恐れがあるため早めの対処が必要です。ワセリンが含まれいるため手の表面に膜を作り手を保護してくれる効果もあるので手を使う作業が多い方にもオススメですよ。

4.メディクイック

 

メディクイックはハンドクリームではありませんがつらい手湿疹の症状を緩和する医薬品です。炎症を抑える成分、痒みを抑える成分、殺菌効果がある手湿疹に効果的なクリームです。軟膏タイプとクリームタイプの2種類あって日中、お仕事をしている方はサラッとしているクリームタイプを、夜寝る前のケアにはしっとりとした軟膏タイプがオススメです。

5.ワセリン

 

ワセリンもハンドクリームではありませんが手湿疹のケアには定番の商品です。ワセリンは手湿疹を治すためのものではなく、手に油膜を張って刺激から保護してくれる効果があります。手湿疹でも家事やお仕事をしなければならない人はワセリンのバリア機能を有効活用することをオススメします。日中はワセリンで保護して夜睡眠前にハンドクリームで保湿してあげましょう。

尿素配合ハンドクリームに注意

 

ハンドクリームには尿素が配合されている商品をよく見かけますし、使用している人も多いのではないでしょうか?尿素はNMF(天然保湿成分)の一つとして角質層の中に元々含まれている成分で手を保湿したりターンオーバーを早めて手のゴワつきや角質を柔らかくすることに優れた成分です。ですが、手湿疹の症状であるヒビやあかぎれがある状態のときに尿素配合クリームを使うと刺激が強いため逆効果になってしまう可能性があるため注意が必要です。手湿疹の方は尿素配合クリームを使うのは出来るだけ避けて上記でご紹介したハンドクリームを使うことをオススメします。尿素クリームについては「尿素クリームが効果的な症状と絶対やってはいけない使い方」で詳しくご紹介していますので参考にしてみてくださいね。

ハンドクリームを塗る前に

乾燥型の手湿疹の方は手を保湿することが大切です。保湿力の高いハンドクリームを使うのはもちろんですが、ハンドクリームを塗る前に化粧水を使って手に水分を与えるのも有効な手段です。普段、顔に使っている化粧水ではなく安いもので構いませんのでハンドクリームを塗る前に手を化粧水で水分補給してからハンドクリームを塗ってみてください。化粧水の水分をハンドクリームで保湿することで相乗効果が期待出来ますよ!試してみてくださいね。

まとめ

手湿疹には乾燥型と湿潤型の2種類あります。湿潤型の方はステロイド外用剤での対応が必要となりますので市販されているものもありますが医療機関を受診することをオススメします。乾燥型の手湿疹の場合は保湿することで状態を改善することが出来ます。ただ、あまりにも状況が酷い場合は乾燥型であっても医療機関を受診しましょう。

手湿疹の初期段階であれば今日ご紹介して手湿疹に効果的なハンドクリームやワセリンを活用することで徐々に改善させることが出来ますので是非活用してみてください。