妊娠中にニキビが出来る5つの原因と5つの対策方法

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お腹の中の赤ちゃんが日々成長してくれて嬉しいけれど、妊娠したら今までほとんど出来なかったニキビが出来てしまった。このニキビをなんとか治したい!とお考えではございませんか?

妊娠するとホルモンバランスが変化するため妊娠前とは違う体質になってしまいます。食べ物の好みも変化しますよね?

今日は妊娠中に出来るニキビの原因と対策方法をご紹介しますので参考にしてみてくださいね。

妊娠中にニキビが出来る5つの原因

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妊娠して4週目〜6週目くらいに差し掛かると今までほとんど出来たことがないニキビが出来てしまった。妊娠中は悪阻や体質の変化、特に初めて妊娠した人にとっては不安も大きいのに肌のトラブルでさらにストレスを抱えてしまっていませんか?

初めての妊娠中は全てが初めての体験なので一つ一つに不安を感じてしまいます。妊娠中のニキビもストレスを感じる原因の一つとなります。ニキビは顔だけじゃなく背中や手足にまで出来ることもありますが、妊娠中のニキビは大げさに悩む必要はありません。まずは妊娠中にニキビが出来る原因についてご紹介します。

原因①:ホルモンバランスの変化

妊娠から2ヶ月、4週目〜6週目に差し掛かったころから女性ホルモンのバランスが大きく変化してきます。「プロゲステロン」「エストロゲン」というホルモンが大幅に増加するのが妊娠中に出来るニキビの原因となっています。ホルモンバランスの変化によるニキビは妊娠中期や出産後に落ち着いてくるのがほとんどです。

ですが、「プロゲステロン」は皮脂の分泌を促す作用が働くため今までニキビがほとんど出来なかった人でも今まで以上に皮脂が分泌されるので、過剰な皮脂が毛穴に詰まることで妊娠中にニキビが出来やすい原因の一つとなっています。

原因②:食生活の変化

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妊娠中に味の好みが変わるというのはよく聞く話ですよね。今、妊娠中のあなたも今までとは違うものを好んで食べたり、特定のものを無性に食べたくなったりするのではないでしょうか?今まで不規則な食生活にならないように注意してバランスの良い食事を出来ていても、妊娠した途端に特定の食べ物しか食べられなくなったり、悪阻がひどいため口当たりの良いものしか食べられない状態が続くと栄養バランスが崩れるため肌荒れやニキビが出来る原因となってしまいます。

原因③:睡眠不足

妊娠初期は悪阻が酷く夜眠るのも辛かったり、夜中に何度も目が覚めてしまってよく眠れない。また妊娠後期はお腹が大きくなってきて夜横になるとお腹が圧迫されるので苦しくて眠れない、トイレに行く回数が増えるため朝までぐっすり眠れない。このように妊娠中は今までのようにぐっすり眠れなくなる機会が増加します。

妊娠前も睡眠不足が続くと肌の調子が悪くなったりニキビが出来たりした経験はございませんか?妊娠中も同様に思うように良質な睡眠が取れないため肌荒れしてしまう可能性が考えられます。睡眠不足が続くと成長ホルモンが正しく分泌されないため肌のターンオーバーが遅れて肌荒れしてしまったり、睡眠不足は男性ホルモンを増加させる原因のもなっているため皮脂の分泌が多くなってニキビが出来やすい状態になってしまいます。

原因④:便秘

妊娠中、特に妊娠後期はお腹が大きくなってきて胃や腸が圧迫されるため便秘になりがちです。中にはヒドイ便秘に悩まされる場合もあります。便秘は肌トラブルの大きな原因となってしまいます。便秘の状態は老廃物を正常に体外へ排出できないため、老廃物が血液へと溶け出し汗や皮脂として体外へ排出しようとするため肌に悪影響を与えてしまいニキビが出来やすくなってしまいます。また、食生活の変化によって食事が偏り便秘になっている可能性も考えられます。

妊娠する前の通常の状態でも便秘になるとニキビが出来たり肌荒れしてしまうのに、妊娠中のホルモンバランスの変化やストレスが加わることで肌への影響は大きくなってしまいます。

原因⑤:ストレス

妊娠中の体質変化や不安からストレスを抱えていませんか?ストレスもニキビが出来てしまう原因となります。ストレスを感じていると、ストレスホルモンが分泌されて過剰に皮脂が分泌されたり肌荒れの原因となってしまいます。

初めての妊娠でストレスを感じないわけはありません。ですが自分にあったストレス解消法を見つけることも妊娠中のニキビ予防に効果的です。

妊娠中に出来るニキビの予防策

1.サプリメントを活用する



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妊娠中はホルモンバランスの変化や食生活の変化といった様々な影響を受けてしまうためにニキビなどの肌トラブルが出てしまいます。肌の維持と同時に赤ちゃんがすくすく育ってくれるためには様々な栄養をバランスよく摂取する必要があります。サプリメントはビタミンなどの豊富な栄養を手軽に摂取することが出来るので活用してみてください。悪阻に効果的な葉酸を始めとしたビタミンBを始めとしたたくさんの種類の栄養を補給出来るサプリメントがオススメです。また添加物も妊娠中は気になりますよね。添加物が一切含まれていない無添加のサプリメントにも拘って選んでみてください。

2.食生活の見直し

妊娠中に出来るニキビを予防するためには食生活の見直しも有効な手段の一つです。妊娠中は特定のものを食べたくなるのはある程度仕方がないことですがバランスの取れた食事を意識することは忘れないでください。野菜中心でビタミンやミネラルが豊富に摂取出来る食事がオススメです。

脂っこいお肉などはニキビが出来る原因となってしまいます。脂質も必要な栄養素ではありますが妊娠中のニキビが気になる場合は魚、特に青魚をオススメします。またチョコレートなどの砂糖がたくさん使用された飲み物や食べ物もニキビが出来る原因となりますので出来るだけ控えるようにしましょう。我慢しすぎてストレスを感じるのはよくありませんが食べ過ぎず程々にしておきましょう。

3.便秘対策

妊娠中の便秘は腸内環境が悪化し、肌へ悪影響を与えてしまいますので便秘対策、予防が必要です。便秘解消のためのコツをご紹介します。

食物繊維が豊富な食品を食べる

便秘解消のためにはなんと言っても食物繊維が豊富な食品を食べることです。食物繊維は「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の2種類をバランスよく食べることが大切です。水溶性食物繊維1に対して不溶性食物繊維2の「1:2」のバランスが便秘解消に効果があると言われています。

水溶性食物繊維は「ゴボウ、納豆、オクラ」などに豊富に含まれています。不溶性食物繊維は「いんげん豆などの豆類、きのこ類、ゴボウ」に多く含まれています。

つまり、納豆とゴボウは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を豊富に含んでいる食材なので便秘解消に効果的な食品です。妊娠中の便秘のときは納豆とゴボウを使った料理を心掛けてみてください。

意識的に水分補給する

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便秘のときは意識的に水を飲むことも大切です。特に起床してコップ1杯の水を飲むのが便秘に効果的です。また食物繊維をたくさん摂取しても水分が足りないと便が固くなって逆に出にくくなる可能性もあるので注意が必要ですよ。つわりが辛いときは水を飲みたくない場合もあるかもしれません。お茶など飲みやすいもので構いませんので便秘のときは水分補給もしっかり行いましょう。

乳酸菌で腸内環境を整える

ヨーグルトやチーズに含まれている乳酸菌は腸内環境を整えて排便を促してくれる効果が期待出来ます。納豆は食物繊維が豊富ですし納豆菌は乳酸菌を助ける働きをしてくれるのでより便秘に効果的です。

ヨーグルトを食べるときはオリゴ糖で味を整えることをオススメします。オリゴ糖は乳酸菌のエサとなるためヨーグルトとオリゴ糖を一緒に食べることで乳酸菌が活発に働くため腸内環境を整えて便秘解消に効果的です。

4.ストレス発散・睡眠不足解消

妊娠中のストレスや睡眠不足もニキビが出来る要因です。一日中家に引きこもっていることで知らず知らずのうちにストレスを感じているかもしれません。体調が悪いときは無理して動く必要はないですが、体調が良いときは散歩してみてはいかがでしょうか?体を動かすことでストレス発散になりますし、夜も眠りにつきやすくなりますよ。また、半身浴もストレス解消に効果的です。好きなアロマオイルを数滴垂らしてリラックスしながら入浴してみてはくださいね。

夜寝る前のテレビやスマホは睡眠障害の原因となります。夜眠る2時間前には出来るだけテレビやスマホの画面を見ないようにすることですんなりと眠ることが出来てより深い睡眠が出来るようになります。

5.妊娠中に出来るスキンケア対策

Sensitive skin care

ここまでご紹介してきた通り妊娠中はニキビが出来やすい体質や生活習慣になってしまいます。ホルモンバランスの変化によって出来るニキビは妊娠中期以降に放おっておいても治ることがほとんどではありますが、ニキビが出来たときはしっかりケアしてあげることで治りも早くニキビ跡といったその後のトラブルを予防することが出来ますよ。ここからは妊娠中に出来るニキビの予防策についてご紹介しますね。

気にし過ぎない

まず最も大切なことは妊娠中は不安からかいつもよりナイーブになりがちです。普段なら気にしないようなことも気になってしまいストレスが増加してしまいます。今日ここまでご紹介してきたように妊娠中はどうしてもニキビが出来やすいから仕方がない!と諦めることも大切です。今はストレスを増やすことよりも、赤ちゃんが健やかに育ってくれるためにあなた自身がリラックスすることが大切です。ニキビくらいなんともないよ!と開き直るくらいの気持ちの余裕を持ってみてはいかがでしょうか?

妊娠中のスキンケア

妊娠中のニキビ対策はスキンケア方法やメイクを見直すことで改善することが出来ます。妊娠中はホルモンバランスが変化するため今までと同じスキンケア方法だと刺激が強すぎている可能性がありますよ。

肌への刺激が少ない化粧品に変更する

妊娠中のホルモンバランスの変化によってあなたの肌はいつもより敏感になっています。今まで使っていて問題なかった化粧品でも敏感になっている肌には刺激が強くニキビや肌荒れを引き起こす原因となってしまいます。妊娠中のニキビが気になるときはニキビ用の皮脂を落とす洗浄力が強い洗顔料を使いたくなりますが洗浄力が強い反面、肌に必要な皮脂も落としてしまうため乾燥や肌荒れの原因となってしまいます。妊娠中は出来るだけ刺激が強い洗顔料などの基礎化粧品は避けることをオススメします。

ファンデーションも肌に優しいタイプを選ぶ

妊娠中はファンデーションの選び方にも気をつけてみましょう。リキッドファンデーションやクリームファンデーションの使用は控えることをオススメします。これらのファンデーションはしっかりメイクに適している反面、メイクを維持するために油分を多く含んでおり添加物もたくさん含まれているため妊娠中の敏感になっている肌には負担が大きいです。またしっかりメイクはクレンジングも洗浄力が強いタイプのものを使わなければなりません。洗浄力の強いクレンジングも肌への刺激が強いためオススメ出来ません。普段はフェイスパウダーのみ、外出の際などのしっかりメイクのときはパウダーファンデーションといったように肌への刺激が少ないものを使い分けることをオススメします。

UV対策も忘れずに

紫外線も敏感肌への刺激が強いためUV対策も忘れずに行いましょう。メイクをしない日や外出しない日でも日焼け止めクリームは塗りましょう。妊娠中はホルモンバランスの変化から紫外線に敏感に反応してしまうためシミ、シワ、たるみ、くすみが出来やすい状態です。日頃から日焼け止めクリームを塗ることで出来やすくなっているシミやシワ対策をしておくことをオススメします。

洗顔後の保湿も大切

妊娠中は洗顔後にしっかりと保湿してあげることで肌の潤いをキープし肌トラブルの予防になります。今までは洗顔後に化粧水だけで充分だった人でも妊娠中は肌が乾燥したり敏感になりやすくなっているため保湿力の強いクリームを活用することをオススメします。

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参考URL:塗る温泉

塗る温泉は温泉特有のミネラルイオンがギュッと詰まったクリームで塗ったあとは温泉に入ったあとのようなしっとりモチモチした肌を体感することが出来ます。保湿力が強いため妊娠中の敏感な肌を優しく守ってくれますよ。また、お腹が大きくなってくると妊娠線も気になりますよね?保湿力の高いクリームでお腹をケアしてあげることで妊娠線が出来にくくなります。出産後の赤ちゃんのおむつかぶれにも使うことが出来るくらい肌に優しい成分なのでこれから出産を迎える方は肌の保湿のため、妊娠線の予防、赤ちゃんのおむつかぶれと幅広く活用することが出来るクリームです。

まとめ

妊娠中に出来るニキビの原因は「ホルモンバランスの変化・食生活の変化・便秘・睡眠不足・ストレス」の5つが考えられます。ホルモンバランスの変化に関しては妊娠中は仕方がないことなのであまり気にし過ぎないことも大切です。妊娠中期以降、ニキビが治ることが大半なのでしっかりとしたスキンケアをすることでトラブルなくやり過ごすことが出来ますよ。

食生活、ストレス、睡眠不足、便秘に関しては今日ご紹介した予防方法を是非実践してみてくださいね。