敏感肌の人におすすめのスキンケア方法と見直すべき生活習慣

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ちょっとしたことで赤みが出たり、かゆみが出る。私の敏感肌はどんなスキンケアをすれば良いのだろう?とお悩みではございませんか?

年々、敏感肌で悩んでいる人も増加しているためか敏感肌用のスキンケア商品もよく目にしますよね。敏感肌で悩んでいるあなたの肌の状態に合わせたスキンケアを行えば敏感肌を改善することが出来ます。今日は敏感肌のスキンケア方法についてご紹介しますので参考にしてみてくださいね。

1.敏感肌とは?

Sensitive skin care

敏感肌はという病名はない

あなたが今悩んでいる敏感肌。実は医学的には敏感肌という病名は存在しません。ちょっとしたことで赤みが出たり、化粧負けしたり、かゆみが出るのは敏感肌という病気ではなくあなたの肌のバリア機能が低下しているために外からの刺激に対する抵抗力がなくなっている状態なんです。

敏感肌の原因は乾燥

肌のバリア機能が低下する原因のほとんどは「肌が乾燥」しているためです。敏感肌だと感じているあなたは同時に乾燥肌にもお悩みではございませんか?肌の乾燥を防ぐことで敏感肌も同時に解消することが出来るかもしれません。

健康な肌は適度な水分と油分キープすることでで外からの刺激に対するバリア機能が働きます。敏感肌のあなたの肌は様々な要因によって適切な水分や油分をキープで出来ていないためバリア機能が低下しているため乾燥したり、紫外線などの外からの刺激に敏感に反応してしまっている状態なんです。

つまり、肌の乾燥を改善することで敏感肌を解消出来ます。次は乾燥肌を引き起こす原因についてご紹介します。

2.乾燥肌になる原因

間違ったスキンケア

敏感肌になる原因の一つとしてスキンケア方法があなたに合っていない可能性があります。いつも何気なく行っているスキンケアですが一つ一つを見直すことで敏感肌を解消出来るかもしれません。

肌の擦り過ぎ

クレンジングのとき、洗顔のとき、タオルで顔を拭くときに顔をこすりすぎていませんか?顔は特に体の中でも皮膚が薄いため少しの刺激でも角質層がダメージを受けて乾燥しやすくなってしまいます。

クレンジングや洗顔の際に汚れをしっかり落とそうとゴシゴシ擦るのは辞めましょう。クレンジングは力を入れずともメイクを落とすことが出来るので優しく扱ってください。また、洗顔フォームはよく泡立てて泡で顔を皮脂を取るようなイメージで使いましょう。

熱いお湯・冷たい水は使わない

敏感肌のあなたは洗顔の際に熱いお湯や冷たい水は避けてください。熱いお湯は顔に必要な皮脂をも落としてしまうため敏感肌や乾燥肌になる原因の一つとなってしまいます。また冷水での洗顔もオススメしません。冷水も乾燥や赤ら顔の原因となります。冷水で洗顔すると毛穴が引き締まると聞いて実践している人もいらっしゃいますが冷水を使っても根本的な毛穴の大きさは変わりません。冷水を使った直後は毛穴が引き締まりますが時間が経つに連れて元の大きさに戻ってしまうため劇的な効果は見込めません。

保湿ケアを怠っている

洗顔後やお風呂あがりにしっかりと保湿ケアしていますか?または化粧水だけで済ましていませんか?敏感肌のあなたは保湿力が高い美容クリームなどを使って保湿することで乾燥を防ぎ、敏感肌を解消することが出来るかもしれません。洗顔後や入浴後はしっかりと保湿しましょう。

生活習慣

Sleep shortage

敏感肌になる理由は生活習慣の中にも原因があります。睡眠不足が続くと化粧ノリが悪かったり、肌の調子が悪いという体験をしたことはございませんか?どれだけ頑張ってスキンケアしても生活習慣の乱れは肌の悪影響を与えてしまいます。

睡眠不足

睡眠不足は体に様々な不調を引き起こします。もちろん肌にも悪影響しかありません。睡眠中は成長ホルモンが分泌されています。睡眠不足は成長ホルモンが正常に分泌されずに肌のターンオーバーが出来ないため肌の調子が悪くなっていきます。たっぷり睡眠を取ることは敏感肌の解消に欠かせない生活習慣のうちの一つです。

偏った食生活

偏った食生活も敏感肌になってしまいます。特にダイエット中は食事が偏りがちです。ダイエットが上手くいって理想の体型を手に入れても肌がボロボロになってしまっては本末転倒ですね。美しい肌をキープするためには何よりバランスの良い食事です。

ストレス

ストレスを抱えているときに肌の調子が悪くなった経験ございませんか?大きなストレスを抱えているとき、ストレスホルモンが分泌されて肌の乾燥や肌荒れを引き起こす原因となります。またストレスは睡眠不足や暴飲暴食を招く原因にもなりますね。ストレスを消すことが出来れば誰も苦労しないもの。でも、適度なストレス解消を心掛けることも必要です。

3.敏感肌を解消するスキンケア方法

ここまでご紹介してきたように敏感肌になる大きな要因は乾燥です。間違ったスキンケア方法や生活習慣が乾燥を招きます。まずは敏感肌の人に試して欲しい正しいスキンケア方法をご紹介しますね。

クレンジング

間違ったスキンケア方法でもご紹介したようにメイクを落とそうとゴシゴシ擦るのは絶対に避けるべきです。クレンジングは力を入れずともメイク落としが可能です。ただ、クレンジングはケチらず適量を手に取って使うようにしましょう。

敏感肌のあなたが使うべきクレンジングは「クレンジングクリーム」「ミルククレンジング」がオススメです。

クレンジングクリームもミルククレンジングもオイルやリキッドと比較すると洗浄力は弱いです。でも、クレンジングはメイクと一緒に皮脂を落としてしまうため敏感肌になる原因の一つとなります。洗浄力は多少弱くても肌に優しく乾燥を防ぐことが出来るクリームやミルクを活用してみてください。

クレンジングクリーム

 

クレンジングクリームが敏感肌の人にオススメの理由はクリームを手に乗せたときに厚みが出て肌を直接擦らずにメイク落としが出来るためです。クレンジングオイルやリキッドタイプのクレンジングは肌に直接触れないとメイク落としが出来ないため摩擦が生じて肌に負担が掛かってしまいます。敏感肌のあなたはまず肌への摩擦を避け、乾燥を予防することが大切です。

ミルククレンジング

 

ミルククレンジングはクレンジングの中で最も肌に優しいんです。ただ、ミルククレンジングは落としにくいアイメイクには不向きでベースメイクを落とす程度の洗浄力しかありません。先ほどご紹介したクレンジングクリームなどと一緒に活用してミルククレンジングで落とせる箇所はミルククレンジングを使って、他はクレンジングクリームを使うといった使い方をオススメします。

洗顔

クレンジングでメイクを落としたあとは洗顔です。皮膚への摩擦を避けて乾燥を防ぐことを心掛けながら洗顔することが大切です。

洗顔するときは洗顔フォームをしっかりと泡立て、泡で汚れを落とすイメージを持ってください。肌を直接手で擦ってしまうことで摩擦が生じて乾燥の原因となってしまいます。また敏感肌のあなたは洗顔フォーム選びも重要です。ニキビ予防の洗顔フォームは皮脂汚れをキレイにする洗浄力は強い反面、肌に必要な皮脂まで落としてしまうため乾燥の原因となってしまいます。

間違った洗顔方法でもご紹介しましたが熱いお湯や冷たい水を使うのはNGです。皮脂を落とす原因となったり赤ら顔の原因となってしまいます。敏感肌のあなたは30℃前後のぬるま湯を使うことをオススメします。35℃以上のお湯で皮脂が落ちてしまうと言われていますので30℃前後がちょうど皮脂が落ちにくい温度となっています。

敏感肌のあなたのための洗顔方法については「敏感肌の洗顔方法|間違った洗顔方法とオススメの洗顔方法」で詳しくご紹介していますのでそちらを参考にしてください。

保湿

敏感肌改善のためには洗顔後の保湿が重要です。今まで保湿をしていない、また化粧水だけで済ましていた方は保湿ケアをすることで敏感肌を改善出来るかもしれません。

化粧水

敏感肌のあなたの肌には保湿力の高い化粧水をオススメします。「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」といった成分が含まれている化粧水を選ぶことをオススメします。

 

セラミドは体内の水分を抱え込むという働きと同時に水分を蒸発させないという働きがあることから保湿力が最も高い成分と言われています。セラミド配合の化粧水を使うことで肌の乾燥を防ぎ、敏感肌の改善に効果が期待出来ます。さらにセラミドは肌を保湿するだけじゃなく、外からの刺激物を肌に侵入させない効果も備えているため敏感肌に悩んでいる人にぴったりの成分なんです。

また反対に敏感肌のあなたに合わない成分もあります。「アルコール」、「ビタミンC誘導体」といった成分が含まれている化粧水は使わないほうが良いです。ビタミンC誘導体が含まれている化粧水は脂性でニキビが出来やすい人の肌に効果がありますが、敏感肌のあなたの肌に使うと皮脂が奪われて乾燥が悪化してしまいます。アルコールが配合された化粧水も刺激が強いため敏感肌には不向きです。

保湿クリーム

洗顔後化粧水を付けることも重要ですが、化粧水だけでは足りません。化粧水だけだと、体温で蒸発してしまう可能性があるため保湿クリームや美容液でしっかりとバリアしてあげることで肌の潤いをキープすることが出来ますよ。

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参考URL:塗る温泉

化粧水も肌の乾燥を防ぐためには欠かせないものではありますが、化粧水の成分の多くは水なので体温で蒸発してしまいます。そのため化粧水を使ったあとは「フタ」をしてあげることでより効果を実感出来ますよ。化粧水にはそのあとに使う美容液の浸透率を高める効果もあるため美容液やクリームを使って仕上げをしてあげましょう。

塗る温泉は温泉に入った後のような肌のモチモチ感やしっとり感を体感出来る美容クリームです。温泉特有のミネラルイオンがたっぷり含まれているためクリームを塗るだけで温泉に入ったあとのようなしっとりした肌を体感出来るクリームです。温泉のミネラルイオンは肌の保湿力が高いため乾燥を防ぎ、あなたの肌が本来持っている保湿力を維持出来るクリームなんです。赤ちゃんの肌はまだ抵抗力が少なく敏感に刺激に反応してしまいますが塗る温泉は赤ちゃんのおむつかぶれに使うことが出来るくらい肌に優しい成分なので敏感肌のあなたの肌にも刺激が少ないため安心して使うことが出来ますよ。

化粧水を使って十分に水分を供給したあとは保湿力が高いクリームでフタをしてあげることで敏感肌改善に効果を発揮してくれます。

日焼け止め

敏感肌のあなたは紫外線対策をすることも大切です。肌のバリア機能が低下していると紫外線が刺激となって、シワやシミといった肌トラブルを引き起こす原因となります。さらに紫外線は肌のバリア機能をも低下させてしまうので今まで以上に肌が敏感になってしまうかもしれません。紫外線対策には日焼け止めです。日焼け止めと一言にいっても様々な種類がありますが、敏感肌には当然肌に優しいクリームを使うことをオススメします。

紫外線をカットする効果が高い日焼け止めクリームほど肌に与える刺激が強いため、敏感肌のあなたは肌への刺激と紫外線対策のバランスが取れたクリームを使う必要があります。

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紫外線をカットする効果を数値化したものにSPF値PA値があります。これらの数値が高いほど紫外線に対するバリア機能は高くなりますが、肌への刺激が強くなってしまいます。上記のリンク先のように肌への刺激も考慮しながら紫外線対策出来る日焼け止めクリームを活用してみてください。

4.敏感肌を解消する生活習慣

敏感肌を改善するためのスキンケア方法は参考になりましたか?スキンケア方法を見直すことで敏感肌を改善すると同時に生活習慣も見直す必要があります。スキンケアを一生懸命頑張っても乱れて生活習慣では効果が期待出来ません。ここでは敏感肌を改善するための見直すべき生活習慣をご紹介します。

睡眠不足解消・ストレス解消のためには適度な運動

一日中パソコンに向かって仕事したり、一日中デスクワークで最近運動不足だと感じている方は是非運動しましょう。運動といってもジムへ通ったりせずともいつもよりひと駅多く歩いたり、家事のとき意識的に体を動かしたり無駄に動いてみたりと家の中や通勤中でも運動を取り入れることが出来ます。

夜なかなか寝付けないという方は運動することで眠りにつきやすくなったり、ストレスを抱えている方は体を動かすことでスッキリしてストレス解消になりますよ。

運動は敏感肌改善に効果的

運動はストレス解消や睡眠不足だけじゃなく、敏感肌改善にも直接的な効果をもたらしてくれます。運動することによって血行が促進されるため肌のターンオーバーに欠かせない栄養や酸素を行き渡らせることが出来るため敏感肌改善に効果を発揮してくれます。また運動することで成長ホルモンが分泌されるため肌の再生を促してくれますよ。

運動したときにかく汗も敏感肌には効果的です。汗は天然の美容液とも言える肌に良いものなんです。汗をかいたときの水分や脂分は肌を保護するために欠かせません。汗を掻くことで肌を保湿してバリア機能が向上して敏感肌改善に効果を発揮してくれますよ。

このように敏感肌のあなたは適度に運動を取り入れることで敏感肌が良い方向に向かっていきますので無理のない範囲でウォーキングなどの運動を取り入れてみてください。

敏感肌改善には食事も大切

私達の体は食べたものから作られています。肌も同様ですよ!規則正しい食生活にすることで敏感肌も改善されるはずです。ダイエット中は特に食事が偏ってしまいがちです。ダイエットの大敵と思われている食べ物も実は肌を作るうえでは欠かせない食べものだったりするんです。

油は大切

ダイエット中は脂っこい食事や油物を避ける傾向にありますが、油は肌を守るうえでは欠かせない栄養素です。確かに脂たっぷりのお肉やラードたっぷりのラーメンなどは体に悪いかもしれません。それらの動物性の油ではなく植物性の油を意識的に取り入れることをオススメします。オリーブオイルやココナッツオイルなど体に良いと聞いたことはございませんか?これら植物性の油には肌の改善だけじゃなく、コレステロール値を下がる効果など健康にも良い油なんです。オリーブオイルなどを適度に食事に取り入れることで肌質改善効果も期待出来ます。

美肌といえばビタミン

美肌といえばやっぱりビタミンですよね!ビタミンも敏感肌の改善、肌質改善には欠かせない栄養素のうちの一つです。ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEは肌に良いビタミンと言われています。これらのビタミンを積極的に摂取して敏感肌改善に役立てましょう。肌に良いビタミンについては「肌荒れを改善するなら!肌荒れに効果的なビタミンと食べ物」で詳しくご紹介していますので参考にしてみてくださいね。

まとめ

敏感肌という病名がないように敏感肌の原因の多くは肌のバリア機能が失われた状態、つまり肌の潤いが失われた乾燥した状態が原因です。肌が乾燥する原因には間違ったスキンケアや生活習慣があります。これら一つ一つを見直すことで肌の乾燥を防ぎ、敏感肌を解消することが出来きますよ。

今日ご紹介した敏感肌のためのスキンケア方法を参考しながら一緒に生活習慣も見直していただき敏感肌を改善するためにお役立てくださいね。