まぶたのむくみ|むくみの原因とすぐにできる解消法と予防法
朝起きたらまぶたがむくんでいたら、化粧する気も起きないくらいガッカリしてしまいますよね。大切なデートやプレゼンがあるという日に限ってまぶたはむくんでしまうものです。まぶたがむくんでいるからといって焦る必要はありません。今回はまぶたのむくみをできるだけ早く解消する方法と、まぶたにむくみができる原因、予防法を全てご紹介します。ぜひ参考にして下さい。
まぶたにむくみができる原因
まぶたにむくみができる原因はいくつかあります。下記に説明をしていきますので、該当する項目があるかを確認してみましょう。
うつぶせで寝たことによるまぶたのむくみ
うつぶせで寝ると、次の日の朝にまぶたがむくんでいるということはあります。これは、うつぶせでいることで水分が目元に溜まってしまったり、目元に摩擦が起こることでむくみの原因となってしまうのです。また、目元は疲れが出やすいため寝不足の場合や、目が疲れているときなどもむくみとして出てしまうこともあります。長時間の睡眠も良くはないのですが、寝不足には注意をしましょう。毎日6〜7時間の適度な睡眠は摂るようにして下さい。
前日に泣いた
泣いた次の日にまぶたがむくんだという経験はしたことありますよね?まぶたがむくみを起こす原因は、泣くことではなくまぶたが乾燥したり摩擦によって刺激を与えることでむくみを起こしてしまいます。泣いているときに次の日のことを考える余裕は無いかもしれませんが、次の日にまぶたにむくみを起こしたくない方は涙が出ていても、できるだけ拭いたり擦ったりはしないようにしましょう。涙が出なくなるまではそのままにしておきましょうね。
メイク落としで刺激を与え過ぎた
メイク落としで刺激を与えることも次の日にむくみを起こしてしまう原因となります。コットンの拭き取りタイプのメイク落としを使っている方は注意が必要です。できるだけすぐにメイクを落としたいという気持ちから、グッと力を入れて擦ってしまっている方はできるだけ優しく何枚も使ってメイクを落とすようにしましょう。
生理前後のむくみ
生理前後はホルモンバランスの乱れからむくみが起こりやすい状態になります。生理前後にまぶたがむくむという自覚がある方は、これが原因と考えられます。しかし、生理が終わってホルモンバランスが整えばむくみも解消されていくようになりますので、あまり気にしすぎないようにしましょう。
塩分の摂りすぎによるまぶたのむくみ
塩分の多い食事を摂ると次の日にむくみを起こしやすくなります。塩分の多い食事を摂ると体内のナトリウム濃度が上がります。そうすると、体はナトリウム濃度を下げようとして水を欲します。しょっぱいものを食べると喉が渇きますよね?その働きと一緒です。水をたくさん飲むと体内の水分量が増えてしまうので、結果としてまぶたを含めて体がむくみを起こしてしまうのです。塩分の多い食事を摂っても水を飲まなければ良いのではないか?と思うかもしれませんが、体内のナトリウム濃度を下げるために体内にある水分を外に出さないようにするため、結局体の中に水分が溜まった状態になってしまいます。
アルコールの摂取によるまぶたのむくみ
アルコールを飲んだ翌日もむくみをおこしやすくなります。塩分の摂りすぎのときと同じ症状で、アルコールを摂取しすぎると体内のアルコール濃度が高まります。体はアルコール濃度を下げようとするので水を飲もうとするのです。結果として、水分の摂取量が増えてしまいまぶたにむくみを起こしてしまいます。
朝にできたまぶたのむくみをできるだけ早く解消する2つの方法
まぶたに起こるむくみの原因についてはお分かり頂けたかと思います。それでは、ここからはまぶたのむくみを解消するための方法についてご紹介します。ここで紹介する方法は、朝起きてまぶたがむくんでいると分かってから行っても十分に効果を感じられる方法ですので、まぶたがむくんでいたとしても慌てずに下記の方法を実践してみて下さいね。
顔を温かいタオルと冷たいタオルでマッサージする
まぶたにできるむくみの原因の一つに血行が悪くなっている。ということが考えられます。まぶたの血行を良くすることで既にできてしまったむくみを解消して行きましょう。やり方はとても簡単です。暖かいタオルと冷たいタオルを用意して交互にまぶたの上にのせていくだけです。具体的な手順は下記を参考にしてください。
1.清潔なタオルを2本用意する
まずは、洗濯をした清潔なタオルを2本用意しましょう。使い古しのタオルは雑菌や汚れがついていて、まぶたに刺激を与えてしまう可能性があるので、キレイなタオルを使うようにしましょう。
2.温かいタオルを作る
まずは、温かいタオルを作りましょう。作り方としては、水につけたタオルを軽く絞って電子レンジで1分程度温めるだけでOKです。
3.冷たいタオルを作る
次に冷たいタオルを用意します。冷たいタオルを作るときは洗面器に水と氷を入れて、その中にタオルを入れて軽くしぼるだけでOKです。
4.交互にまぶたにのせて3〜5回程度繰り返す
温かいタオルと冷たいタオルができたら、交互に30秒ずつタオルをまぶたの上にのせていきましょう。タオルに温かさや冷たさが無くなってきたら、再度タオルを作り直してまぶたの上にのせてください。これを3〜5回程度繰り返すだけでOKです。
首をマッサージして血行を良くする
次に首をマッサージして血行を良くしていきましょう。まぶたのむくみを解消するためには首筋の血行とまぶたの血行の両方を良くして行かなければいけません。首のマッサージは下記の手順に沿って行って下さい。
1.首をくるくると回す
まずは、首をくるくると回しましょう。ゆっくりと右回りと左回りを合わせて5〜10回ずつ回しましょう。
2.片側をぐーっと伸ばす
次に首の方がわをぐーっと伸ばしていきます。片側に首を倒して首筋が伸びていることを感じながら5秒〜10秒程度伸ばしていきます。これを両側行い5回ずつ行いましょう。
3.首を軽くマッサージする
最後に首をマッサージしていきます。力を入れなくて大丈夫ですので、指の腹で撫でるように耳の付け根から鎖骨の当たりまでを上下にマッサージしていきましょう。これを両側行いましょう。
ここでご紹介した2つの方法を実践して頂くことで、驚くほどまぶたのむくみは解消していきますよ。
まぶたのむくみができないようにするための予防法
先ほどご紹介した方法は、朝にできたむくみを解消するための方法です。とはいえ、同じ生活を繰り返していてはいつまで経ってもまぶたのむくみに悩む生活は変わりません。そもそも、まぶたがむくまないようにするためにも下記で解説するように普段の生活も改善していきましょう。
塩分を控えて健康的な食生活を送る
先ほどご説明した通り塩分の多い食事はむくみを起こす原因となってしまいます。ラーメンやコンビニ弁当、お惣菜などを頻繁に食べている方は食生活を見直してできるだけ自炊をするようにしましょう。特にむくみを起こしやすいと感じている方は、カリウムが成分として入っている食材を使った料理を食べるようにするのがオススメです。カリウムの代表的な食材としては、さつまいもやほうれん草、海草類などがカリウムを多く含んでいる食材です。
アルコールを控える
次の日にデートや大切なお仕事やプレゼンがあるというときは、アルコールを控えるようにしましょう。とはいえ、飲み会に顔を出さなければいけないという方もいらっしゃると思うので、最初の1杯飲みアルコールをお付き合いし、2杯目以降はソフトドリンクを頼むようにするなど工夫をしてくださいね。
日常的に運動をする
むくみは血行が悪くなることでも起こってしまいます。運動不足は血行が悪くなってしまう原因ですので、できるだけ日常的に運動をするようにしましょう。ランニングやジョギングを行っても良いですし、通勤・通学のときに1駅分余計に歩くというのでもOKです。とにかく、今運動不足と感じている方は軽い運動からでも構いませんので、できるだけ体を動かすようにしましょう。
まぶたをしっかり保湿する
まぶたが乾燥してしまうと外部からの刺激を受けやすい状態になります。そのため、まぶたが乾燥していると刺激に反応してむくみやすい状態になっていると言えます。そうならないようにするためにも、まぶたをしっかりと保湿するスキンケアを行いましょう。
最後に
今回はまぶたにできるむくみの原因と解消法と予防法をご紹介致しました。まぶたのむくみは人の目が気になりますし、化粧する気も起きないくらいガッカリしますよね。今回ご紹介した解消法や予防法を参考にして頂いて、まぶたのむくみに悩まないお肌を手に入れて下さいね。