生大根ダイエットで成功する方法と失敗する方法

大根を生のまま食べるだけでダイエットが出来るらしいと聞いたけど、どんな方法で行えばよいんだろう?とお考えではございませんか?

生大根ダイエットは大根を生のまま毎日食べ続けるという方法です。ダイエット効果だけでなく、便秘にお悩みの方にも効果がありますよ。

生大根ダイエットを行ううえで、いくつか注意点もあります。今日は生大根ダイエットで成功する方法と、失敗する方法をご紹介します。

 

1.生大根ダイエットに成功した芸能人

生大根ダイエットってホントに効果があるの?と疑問を持っている方もいらしゃいますよね? 生大根「のみ」でダイエットしても劇的な効果は期待出来ないかもしれません。運動したり、おやつを我慢したりと相応に努力が必要になります。

でも、頑張って実践しているダイエットを加速させるためのエッセンスとして取り入れることでダイエットの成功率が上がりますよ!

ここでは生大根ダイエットを実践した芸能人の方をご紹介します。

1.1.西山茉希さん

女性ファッション誌「CanCam」人気モデルとして大人気の西山茉希さんも生大根ダイエットを実践したことがあるようです。モデルとしてスタイル抜群の西山茉希さんですが過去には体重が60kgを超えていた時期もあるそう。

抜群のスタイルを作るために生大根ダイエットが一役買っているようですね。

1.2.たんぽぽ白鳥久美子さん

人気お笑い芸人たんぽぽの白鳥久美子さんも生大根ダイエットにチャレンジして11.6kgの減量に成功しました。白鳥さんの場合は「ビューティー・コロシアム」というテレビ番組の企画で生大根ダイエットし、大成功をしていました。

大幅な食事制限はせず、基本的な食事量は変わらずにダイエット出来たようです。ただ、規則正しいバランスの取れた食事、適度な運動は一緒に行なっていました。

1.3.前田敦子さん

元AKB48で不動のセンター。爆発的な人気を誇った前田敦子さんもダイエット時に生大根ダイエットを取り入れたようです。現在は女優として活躍されていますがAKB48を引退後、ダンスなどの運動量が激減したため少しぽっちゃりした時期がありましたね。

ダイエットを決意して取り入れた中の一つに生大根ダイエットがありました。その他にも朝食をしっかり食べる、炭酸水を飲む、マッサージなどを並行して行いダイエットにしたようです。

 

芸能人以外でも生大根ダイエットに成功した!という口コミはたくさんありますよ! 生大根ダイエットは大根が嫌いでなければ誰でも実践することが出来ますので興味のある人は是非試してみましょう。

次からは生大根ダイエットの方法をご紹介します。

 

2.生大根のダイエット効果と体に嬉しい健康効果

生大根を食べ続けるとダイエット効果だけでなく、体にうれしい様々なメリットがあるんです。ここでは生大根の効果をご紹介していきますね。

イソチオシアネート

イソチオシアネートは大根おろしを食べたときに感じる辛味成分なんです。この辛味成分はそのままの状態をかぶりついて食べるよりも大根おろしのように擦りおろして刺激を与えて初めて生成される成分なんです。

イソチオシアネートの辛味成分がダイエットに効果を発揮してくれます。代謝を活発して脂肪を付きにくくしてくれるという効果があるんです。

その他にもこの辛味成分には抗酸化作用があって老化の原因となる活性酸素を除去したり、血液をサラサラにしてくれたり、消炎鎮痛作用もありますよ。そのため、風邪を引いたときに大根おろしの汁が効果を発揮してくれます。喉の痛みや扁桃腺の腫れといった症状を緩和してくれます。

口内炎などの炎症にも効果を発揮します。大根おろしの汁で口をゆすいだり、炎症を起こしている箇所に塗ってみてください。

「大根おろしに医者いらず」と言われているように大根おろしは昔から体に良いものとして重宝されてきたんですね。

ジアスターゼ(アミラーゼ)

生大根には「ジアスターゼ」という消化酵素がたっぷり含まれています。アミラーゼとも呼ばれています。

ジアスターゼはご飯やパンなどの炭水化物の消化を促進してくれます。二日酔いで胃がムカムカしているときや胃の調子が悪いときは大根おろしを食べるとそれらの症状が落ち着きます。

また便秘の改善効果が期待出来ます。女性の場合、便秘が長期化することで太る原因となっている場合があります。生大根ダイエットではジアスターゼの消化酵素によって便通を改善して太りにくい体質への改善効果が期待出来ます。

アミラーゼはイソチオシアネートと同様に熱に弱いため、加熱すると効果がなくなってしまいますので生で大根を食べる必要があります。

食物繊維

大根は食物繊維も豊富に摂取することが出来ます。

食物繊維は「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類あって、大根に多く含まれているのは「水溶性食物繊維」です

。水溶性食物繊維は水に溶けるという性質があって、食べたあとお腹の中で水に溶けてドロドロしてケロイド状になります。

ケロイド状になった不溶性食物繊維には、腸内での糖の吸収を穏やかにして血糖値の上昇を抑えたり、腸内の余分な脂肪を吸着して体外へと排出したり、腸内の善玉菌を増加させて腸内環境を整えるといった効果があるんです。

アミラーゼと食物繊維の力で便秘解消には高い効果を発揮してくれます。大根の水溶性食物繊維とは別に、大豆などに多く含まれる「不溶性食物繊維」もバランスよく摂取することで腸の蠕動運動を促すのでより便秘に効果が期待出来ますよ。

不溶性食物繊維 2 : 水溶性食物繊維 1

のバランスで摂取するのが理想的です。

この章のまとめ

生大根は「イソチオシアネート」・「アミラーゼなどの消化酵素」・「食物繊維」といった成分を摂取することが出来ます。

イソチオシアネートは代謝を活発にして脂肪を付きにくくしてくれる効果があります。

アミラーゼは炭水化物の消化を促して便秘改善効果が期待出来ます。

食物繊維で糖の吸収を穏やかにして腸内環境を整え太りにくくなるという効果が期待出来ます。

生大根には大きくわけて3つのダイエットに有効な成分を摂取することが出来ます。

次は、生大根ダイエットの方法と、行う際の注意点をご紹介します。

 

3.生大根ダイエットの方法と注意点

3.1.生の大根を毎日食べ続ける

生大根ダイエットは生の大根を毎日食べ続けるというのが大前提のダイエット方法です。他に難しい制限はありません。

ダイエット中にありがちな食事制限は気にする必要がありません。ただ、生大根ダイエットを行っているからといって食べる量を増やしたり高カロリーなおかずやおやつを追加しては元も子もありません。

確実に体重を落としていきたいのであれば、規則正しいバランスの取れた食事と腹八分目を心掛けてくださいね。

3.2.一日最低300gの生大根を食べる

生大根ダイエットのルール其の一「一日300gの生大根を食べること」です。大根300gは大根の太さにもよりますがおよそ輪切り6cm程度です。

1回の食事で食べても良いですが、コンスタントに食べ続けるのなら3食少しずつ分けて食べるのが食べやすいですよ!

3.3.大根はすりおろして「大根おろし」にするのが効果的

生大根ダイエットは生のまま大根を食べるのが前提ですが、すりおろして「大根おろし」として食べるほうがダイエット効果が増します。

「イソチオシアネート」という大根の辛味成分がすりおろすことで生成されます。この成分は代謝を活発にしたり、活性酸素の除去など健康に良い効果も期待出来ます。

3.4.大根おろしで食べるときは汁まで全部食べつくす

生大根の効果的な食べ方は大根おろしにすることですが、大根おろしにしたときは汁まで全部食べつくすのがポイントです。

大根おろしの汁にはダイエットに効果的な成分であるイソチオシアネートがたっぷり含まれているので、汁は捨てずに一緒に食べてくださいね。

大根おろしの汁が苦手という方はリンゴをすりおろしたものと一緒に食べると食べやすくなります。


りんごと大根の合わせおろし by 舞花♪

 

3.5.大根を選ぶときは根に近いところを

一人暮らしの方の場合、大根を購入するときに1本丸ごと購入することはめったにないでしょう。おそらく半分に切られた状態の大根を購入しますよね?

生大根ダイエットをするときは、根に近い箇所を購入しましょう。茎に近い部分のほうが甘みがあって好き!という方も多いかもしれませんが根に近い部分のほうが辛味があってイソチオシアネートが豊富に含まれています。

大根おろしの辛味を問題なく食べられる人は根に近い箇所を購入してダイエットにチャレンジしてみてくださいね。

3.6.可能な方は出来れば皮ごとすりおろす

大根の有効成分であるイソチオシアネートやビタミンは大根の皮の部分に多く含まれています。そのため、可能な方は皮ごと擦りおろして食べるとより効果的です。

生大根ダイエットは継続することが最も大切なので、皮ごとすったら美味しくない!や辛い!という方は無理せずに皮をむいてからすりおろしてください。

3.7.大根おろしの作りおきはNG!

大根おろしは擦りおろした直後からドンドンと、効果的な成分が減少していきます。そのため、大根おろしを食べるときは食事の直前にすりおろすことをオススメします。

そのため、買ってきた大根を全て擦りおろして作りおきしてしまうと、せっかくの大根おろし効果が少なくなってしまいますので注意してください。食べる分だけ切って、残りはラップに包んで冷蔵庫で保管しておきましょう。

3.8.生大根は体を冷やすので体を温めるものと一緒に食べる

生大根は体を冷やすという性質があるため、特に冷え性にお悩みの方がたくさん生大根を食べると冷えが悪化する可能性があります。

生大根ダイエットを行うときは体を温める食材と一緒に食べることをオススメします。生姜、ニラ、ネギ、玉ねぎなどの食材を取りれた献立を考えてみてくださいね。

3.9.大根には体が必要とする必須栄養素が少ない

大根には私達の体が必要とする三大栄養素が少ないです。そのため、生大根ばかりを食べていると栄養不足になって体調を崩す原因になります。

体重が減ってきたとき、生大根ダイエットに意気込んで挑戦している人は特に注意が必要です。バランスの良いいつもの食事に生大根を追加してください。生大根が増えた分おかずやご飯の量を減らすと良いですね。

 

4.生大根ダイエットに失敗する方法

生大根ダイエットで大成功を収めた方も大勢いる一方で、全然効果なんてない!といった口コミもあることは事実です。本当に正しい方法で行えば少なからず効果は期待出来る生大根ダイエット。

もしかしたら効果がなかった人は正しい方法で実践出来ていなかった可能性があります。ここでは生大根ダイエットに失敗する方法をご紹介します。

4.1.加熱した大根を食べていた

生大根ダイエットは名前の通り、生のまま大根を食べるのが重要です。さらに大根おろしにするのがダイエット効果を高めます。失敗した方は大根おろしではなく、切ってサラダで食べたりしていてのではないでしょうか?

生大根ダイエットは大根おろしで食べるようにしましょう。

4.2.食べる量が少なかった

生大根ダイエットは1日300gの生大根を食べるというルールがあります。300gを毎日食べるのは簡単なようで意外と難しいです。

毎日継続的に300gの生大根を食べ続けられずに失敗したという可能性があります。確実に成果を出したい方は必ず300gの大根おろしを食べきるようにしてください。

4.3.大根が酸化して効果が薄かった

生大根、大根おろしは作りたてが最も有効成分を効率よく摂取出来ます。生大根ダイエットに失敗したという方は大根おろしの作りおきをしていた方、古い大根を使い続けていたかもしれません。

生大根ダイエットは新鮮な大根を、食べる直前にすりおろして食べることをオススメします。残った大根はラップに包んで保管してください。

4.4.生大根を食べているから大丈夫!という油断

生大根ダイエットは正しい方法で実践すれば効果が得られるダイエット方法です。ですが、生大根を食べているからと言っていままで以上の食事量にしたり、おやつを増やしてしまうとダイエットになりません。

生大根ダイエットに限ったことではないですが、ダイエットの基本はバランスよい食事、腹八分目、間食に注意する、適度な運動です。

生大根ダイエット中も上記にダイエットの基本は必ず守ってください。脂肪が付くのを防ぐ効果は期待出来ますが、脂肪を燃焼する効果はありませんので日々の摂取カロリーより消費カロリーを多くするを心掛けてください。

消費カロリーを増加させるためには運動が欠かせません。まとまった時間が確保出来る方はウォーキングや筋トレをしてください。日々仕事で忙しい方、家事や子育てに追われている方は階段を多用したり、お掃除の際に雑巾がけなど意識的に体を動かしてみてくださいね。

 

まとめ

生大根ダイエットに成功した芸能人の方に共通しているのは、食事量に気をつけ適度な運動を取り入れているというところです。

生大根ダイエットは基本的なダイエット方法の効率アップに役立てるように活用してみましょう。

加熱せずに大根おろしとして毎日300g食べ続けるというのがポイントですよ。まずは1週間続けてみてください。ダイエット効果だけでなく便秘で悩んでいた方は便秘改善の効果が期待出来ますよ!

今日ご紹介したその他の細かなポイントにも注意しながらチャレンジしてみてくださいね。