手のかゆみを抑えるために試して欲しい6つのこと

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手がカサカサ乾燥してかゆみが止まらない!または手に出来た発疹がかゆくて仕方がない。かゆみを抑える良い方法ないだろうかとお悩みではございませんか?

手がかゆいと仕事も家事も集中出来ないし、夜寝ているときに無意識に掻いてしまって症状がどんどん悪化してしまいますよね。手が痒くなる原因はいくつか考えられます。今日は手がかゆいときに試して欲しい6つのことをご紹介しますので是非試してみてください。

手がかゆくなる原因

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乾燥による手のかゆみ、手湿疹による手のかゆみ、アレルギーによる手のかゆみ、手の水虫による手のかゆみ、その他病気による手のかゆみ

手がかゆくなる原因はこれら5つの原因が考えられます。その中で手の水虫による痒みと病気によるかゆみ、アレルギーによるかゆみはセルフケアだけで対処するのは危険ですので医療機関を受診しましょう。手がかゆくなる原因については「手のひらのかゆみ4つの原因と自分で出来る対処法」で詳しくご紹介しますので今あなたが感じている痒みの原因がわからないという方はまずこちらのリンクを読んでみてください。

今日ご紹介するのは「乾燥による手のかゆみ」と「手湿疹による手のかゆみ」の場合の対処方法です。手の乾燥や手湿疹以外のかゆみの場合は医師の診断を受けることをオススメします。

1.乾燥を防ぐ

手がカサカサ乾燥してかゆみも止まらないという方は乾燥を防ぐことで手のかゆみを抑えることが出来るかもしれません。手は汗腺から分泌される汗だけで潤いを保ち、体の他の部分と違い、皮脂を出す毛包や皮脂腺がないため乾燥しやすいんです。顔は乾燥しないけど手だけやたらと乾燥するという症状が出るのはこのためです。

手が皮脂を失い乾燥するとバリア機能が低下し、外部の刺激を受けやすくなと「ヒスタミン」という物質が分泌されます。このヒスタミンこそが手のかゆみの原因なんです。

そのためまずは手の乾燥を防ぎ、手にうるおいを与えることで手のかゆみを抑えることが出来ます。

保湿ケア

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参考URL:塗る温泉

手のかゆみを抑えるためには保湿力が高いクリームを使うことをオススメします。塗る温泉には温泉に含まれているミネラルイオンがたっぷり入っているので保湿力に優れています。温泉に入ったあとに肌がしっとりと潤っている状態を体感したことはございませんか?温泉あがりは温泉成分によって肌がしっとりと潤うんです。温泉成分が配合さらたクリームを使うことでしっかりと潤いをキープすることが出来るようになります。赤ちゃんのおむつかぶれにも使えるくらい肌に優しい成分なので敏感肌に人でも安心して使うことが出来ますよ。

手を水に触れないようにする

手の皮脂が奪われる原因として食器洗いや洗濯などの水仕事があります。長時間水に触れていると皮脂が落ちるため手の乾燥につながります。食器洗いや掃除の際は手袋を着用するなど出来るだけ水に触れないように生活することで手の乾燥、かゆみを防ぐことが出来ます。

食器洗剤やシャンプーも皮脂を落とす

食器洗剤や洗顔フォーム、シャンプーも手の皮脂を落としてしまう原因の一つです。洗剤類は油汚れを落とす力が強いですが手の皮脂も一緒に落としてしまうため手が乾燥してかゆくなる原因となってしまいます。保湿しても乾燥が治らなかったりかゆみが強い場合は、界面活性剤などの添加物が使われていない無添加の洗剤やシャンプーを選ぶことをオススメします。

ぬるま湯を使う

手を洗うときや食器洗いのときはお湯ではなくぬるま湯を使うよう心掛けてください。お湯は35℃以上のお湯を使うと手の皮脂が落ちやすくなってしまいます。30℃前後のぬるま湯を使うことで手の皮脂が落ちるのを防ぐことが出来ます。寒い季節はお湯を使いたくなりますが手の乾燥やかゆみが強い人はぬるま湯を使ってください。

2.手湿疹の痒みを防ぐためには?

手湿疹とは別名主婦湿疹と呼ばれる主婦の手に出来やすい湿疹のことです。手湿疹の原因も水仕事などによる手の皮脂が少なくなってバリア機能が失われるために出来てしまいます。手湿疹の痒みは基本的に乾燥による痒みと一緒です。しっかりと保湿して水に触れる機会を減らすことが大切です。

手湿疹には乾燥型と湿潤型の2種類あります。湿潤型とは手の発疹や水ぶくれが出来てかゆみを伴い掻いているうちに水泡が破れて、その周辺もどんどん痒くなってくるといった症状です。湿潤型の手湿疹の場合、ハンドクリームでの対処ではなく「ステロイド外用剤」での対処が必要になる可能性があります。ステロイド外用剤とは炎症を抑えるために使う薬で薬局などで市販されています。痒みを抑えたり、アトピーの方に処方されることがありますね。

湿潤型の手湿疹によるかゆみの場合、ステロイド外用剤が必要になる場合があるため薬局で購入することは出来ますが心配な方は病院で医師の診断を受けたほうが安心して治療出来ます。

乾燥型の手湿疹の方は「手湿疹の予防・改善に効果を発揮するハンドクリーム5選」で痒み対策についてご紹介していますので参考にしてみてくださいね。

3.かゆみを止めるクリームを使う

手のかゆみを抑えるためには保湿して乾燥を防ぐのが長期的には最も効果が高い方法ですが、今すぐかゆみを止めたいという切実なお悩みを抱えている人も多いですよね。そんな方にオススメなのが「かゆみを止めるクリーム」を使うことです。クリームはたくさん種類があって含まれている成分も様々です。ここではかゆみ止めの成分が含まれいるクリームをご紹介します。

ユースキンI

 

ユースキンIは痒みを和らげる効果がある「クロタミトン」「シフェンヒドラミン」という成分とともに炎症をおさえる成分が含まれているので手の痒みを和らげることが出来ます。手湿疹の炎症も抑えることが出来るので手湿疹の手のかゆみにも効果が期待出来ます。

ラナケインS

 

ラナケインはしみにくいため、掻きむしってキズが付いた手にも優しいかゆみ止めクリームです。抗ヒスタミン剤が配合されているのでかゆみの原因であるヒスタミンを抑制してかゆみを抑えることが出来ます。虫刺されなどにも効果的なので1家に1本あっても損しないクリームです。

タクトホワイト

 

タクトホワイトは塗ったあとにすぐに乾くので仕事をしている人でも安心して使うことが出来ますよ。かゆみは引いてもベタベタしていたらパソコンや資料を触るのを躊躇してしまいますよね。ミントの香りも爽やかなので使っていて気持ちのよいクリームです。

ドライスキンジェルローション

 

ドライスキンジェルローションはとろみのあるローションなのでしっとりとしてつつもかゆみを和らげる効果があります。伸びがよく少量でも翌日まで続くくらいの保湿力があるためカサカサ乾燥して手の保湿にも効果的です。保湿しながらかゆみを和らげてくれるので一石二鳥ですね。

4.手を冷やす

かゆみを抑えるハンドクリームはまだ買いにいくことが出来ない、いますぐ痒みを止めたい!という方は手を冷やしてみてください。手がかゆいときは手が熱を持っていることがありますのでその熱を冷ますことでかゆみを抑えることが出来るかもしれません。また、冷やすことでかゆみの原因「ヒスタミン」の分泌量を抑えることでかゆみも一緒に抑制出来るんです。

冷やすときは保冷剤を使うことをオススメします。冷水や氷水を使うと手を濡らして乾燥した手を悪化させる原因となるので保冷剤で冷やしてあげましょう。保冷剤を使うときは直接手に当てるのではなく、ハンカチやガーゼで包んでから手に当てましょう。直接当てると低温ヤケドの恐れがあるため注意してくださいね。

5.お風呂に入るときはぬるめのお湯で

手がかゆいときの入浴にも注意してください。先ほどご紹介したように手のかゆみを抑えるためには手を冷やすことです。入浴で手を温めるとかゆみがまたぶり返してしまいますので入浴する際は手を温めないように熱いお湯ではなくぬるま湯で浸かることをオススメします。その日はシャワーだけで済ますのも良いかもしてません。

また、手を冷やすときは入浴後にしましょう。入浴前に冷やしても入浴で温めてしまってはせっかく冷やした効果がなくなってしまいます。

6.夜寝るときは手袋を

手がかゆいときは夜寝ている間も注意が必要です。寝ている間に無意識に手を掻きむしってしまうと手荒れが改善されないためかゆみが続いてしまいます。かゆみが強いときは手袋を着用しておやすみすることをオススメします。

 

夜寝ているとき無意識に手を掻くのを防ぐためには手袋が有効です。また、保湿クリームやハンドクリームをたっぷりと塗ったうえから手袋を着用することでクリームのしっとり感をキープしながら眠ることが出来るため、乾燥を改善してかゆみの原因を根本から解消することが出来ますよ。

まとめ

乾燥や手湿疹による手の痒みの根本的な原因は手が乾燥し、バリア機能が低下するためです。そのため、まず一番は普段から手を保湿してあげることで痒くならないような予防をすることが大切です。また、水仕事のあとはハンドクリームを必ず使用することも大切です。

どうしても今すぐ痒みを止めたい方はかゆみ止め成分が含まれたクリームを使ったり、手を冷やしてみてくださいね。

乾燥によるかゆみや手湿疹によるかゆみ以外の場合は、病院にいって診察を受けることをオススメします。

今日ご紹介した手のかゆみ対策、是非参考にしてみてくださいね。