医療脱毛の特徴とエステ脱毛の違いがわかる6つのこと

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脱毛ってたくさん種類があるけれど、医療機関で受ける脱毛って何が違うんだろう?とお考えではございませんでしょうか?

医療機関で受ける脱毛には様々なメリットがあります。

今日はこれから脱毛を検討している人にオススメの医療機関での脱毛についてご紹介しますので是非参考にしてみてくださいね。

1.医療機関での脱毛メリット

脱毛 医療 アイキャッチ

脱毛は脱毛サロンやエステサロンでも盛んに行われていますが、医療機関で脱毛するメリットって何かあるの?と疑問に思っていませんか?わざわざ医療機関での脱毛って高いイメージがあるんだけど。と思っている人もいらっしゃると思います。

医療脱毛には「レーザー脱毛」と「ニードル脱毛」の2種類あります。ニードル脱毛とは毛穴に針を刺し込んで毛根を焼き切るという脱毛方法で、一昔前は盛んに行われていた脱毛方法です。ですが、毛穴を一個一個を処理していくため、膨大な時間と費用が掛かるため現在はあまり行われていません。また、強烈な痛みを伴う脱毛方法なのであまりオススメしていません。

ニードル脱毛について詳しくしりたい方はこちらでご紹介していますので興味のある方は参考にしてみてください。

ここでは医療機関(クリニック)でレーザー脱毛を受けるメリットをご紹介しますね。

1.1.医療脱毛とエステ脱毛の違い

医療機関で脱毛する最大のメリットは「レーザー脱毛」を受けられるという点です。レーザー脱毛とは特殊な光を照射することで、毛根やその奥にある毛を生やす細胞を破壊することで脱毛するという方法です。

ムダ毛の毛根組織を破壊出来る特定の波長の光をピンポイントで照射することが出来ます。

テレビCMで芸能人が宣伝している脱毛サロンやエステサロンのほうが華やかでよりキレイになりそうなイメージを持っている方がいらっしゃいます。ですが、脱毛サロンやエステサロンで行われているのは「光脱毛」と呼ばれるレーザーよりも弱い光を照射して脱毛するという方法なんです。資格のない医師以外の人でも扱うことが出来る脱毛器なんですよ。

レーザー脱毛は毛根や毛を生やす細胞を破壊するという医療行為です。強力な光を照射するため脱毛効果が脱毛サロンよりも高いという特徴があります。

レーザー脱毛について

光脱毛について

上記リンク先でそれぞれの特徴についてご紹介していますのでもっと詳しく知りたいという方は是非、参考にしてみてください。

1.2.医師のアフターフォローが受けられる

医療機関での脱毛の2つ目のメリットは「医師の診察・アフターフォロー」を受けることが出来る点です。

これから初めて脱毛しようと考えているあなたは「痛かったらどうしよう・肌トラブルが起きたら嫌だな」など、少なからず不安を抱えているのではないでしょうか?

レーザー脱毛は確かに毛根や毛を生やす細胞を破壊する行為のため、痛みを伴います。とくに女性のデリケートゾーン「VIOライン」などは非常に敏感なため痛みも強いです。

医療機関では医師によるカウンセリングから始まり、アフターケアもしてくれるため初めての人でも安心して受けることが出来る脱毛方法です。また、痛みが強い場合はオプションで麻酔してくれるクリニックもあるので痛みに弱い人でも安心ですね。

万が一、施術後に肌トラブルが起こった場合医療機関のため薬を処方することが出来ます。脱毛サロンやエステサロンでトラブルが起こっても薬を処方することが出来ません。自分で別の病院に行って治療を受けなければならないのです。

医療機関にはアフターケアや処方といったメリットもあることを覚えておいてくださいね。

アトピーなど元々肌トラブルを抱えている人にも安心

アトピーや敏感肌など、元々肌にトラブルを抱えている人にとっても安心出来るのが医療脱毛のメリットです。アトピーの方がエステサロンで脱毛するには医師の診断や許可が必要な場合があります。

クリニックでの医療脱毛は事前カウンセリングやテスト照射を行なってあなたの体に問題ないかどうかを診察したあとに施術を受けることが出来るので安心です。先ほどもご紹介した通り、万が一トラブルが起こっても薬の処方や今後の治療方針などまで検討してくれますよ。

2.医療機関での脱毛デメリット

脱毛 医療 デメリット

医療脱毛には多くのメリットがありますが、残念ながら少なからずデメリットもあります。ここでは医療脱毛のデメリットをご紹介します。

2.1.産毛や白髪などの脱毛が苦手

医療脱毛で使用されるレーザー脱毛器は白髪や産毛の脱毛が苦手です。レーザー脱毛は毛根にあるメラニン色素などの色に反応する光を照射して脱毛するため、白髪のような白い毛根、産毛のような薄い毛根には反応しにくいという特徴があります。

後述しますが、「レーザー脱毛器」にはいくつか種類がありそれぞれの器械によって特徴が異なります。ダイオードレーザーは産毛の脱毛にも効果がありますがレーザー脱毛でも使用する器械によって効果が異なるということも覚えておいてください。

2.2.ホクロや日焼けした肌の脱毛が出来ない可能性

ホクロや日焼けした肌はメラニン色素が多いため、レーザーの光が反応してしまいヤケドする恐れがあります。脱毛を受けるクリニックによっては脱毛をお断りされる可能性があります。 ホクロの場合はレーザーで除去したあとに受けることが出来ます。多少の日焼けは問題ないのですが、過度な日焼けの場合は施術出来ない可能性があります。その場合は黒人さんでも脱毛出来るYAGレーザーという脱毛器を使用しているクリニックが良いかもしれません。いずれにせよ、医師によるカウンセリングの際に相談してみましょう。

3.レーザー脱毛の種類

レーザー脱毛にはいくつか種類があります。脱毛器によって特徴が異なりますので、レーザー脱毛を受けるクリニックを選ぶ際の参考にしてみてください。

3.1.ダイオードレーザー

ダイオードレーザーの特徴は他の脱毛器と比較して痛みが少ないという点があります。また、ある程度のうぶ毛まで対応可能というのもメリットでしょう。また肌の負担が少ないというのも特徴です。ただ。アレキサンドライトレーザーと比較すると処理範囲が狭いため施術に時間が掛かるというデメリットがあります。

3.2.アレキサンドライトレーザー

アレキサンドライトレーザーはダイオードレーザーより痛みを伴います。ですが、冷却ガスで照射中の皮膚を冷やしながら施術を行うためジェルを塗る必要がないのでスピーディーな処理が可能です。また、施術範囲が広いため施術時間は短いというのが特徴です。

濃い毛には効果的ですが産毛の脱毛効果はほとんどありません。

美肌効果も期待出来るため脱毛と一緒に美肌効果を期待している人向けの脱毛機です。

3.3.ロングパルスヤグレーザー

ロングパルスヤグレーザーは肌の色を選ばないで脱毛出来るというメリットがあります。日焼けした人などに対応出来るというメリットがあります。また、光が他の機械よりも奥まで届くため男性のヒゲに最適な種類です。デメリットとしてはダイオードレーザーよりも痛く、効果の持続性も短いという点が上げられます。

参考URL:https://beauty-life.jp/laser-hair-loss-166

このように脱毛器によって特徴が異なります。総合的に見るとダイオードレーザーが痛みも少なく脱毛出来るという点で優れているようです。

4.医療脱毛の効果

医療脱毛は「永久脱毛」と呼ばれます。永久脱毛と聞くと二度とムダ毛が生えてこないと思っている人が多いです。

ですが、永久脱毛の定義は「最終脱毛から1か月後の時点での毛の再生率が20%以下の場合」とされています。逆に言えば20%は生えてくる可能性があっても永久脱毛と呼ぶことが出来るんです。この永久脱毛の定義は「米国電気脱毛協会」で定められたものです。

そのため、この定義の20%以内の場合は永久脱毛と呼ぶことが出来るため医療脱毛とエステ脱毛は同列のようにみなされていますが、効果が高いのは医療脱毛です。また、毛穴を確実に処理するため本当の意味での永久脱毛はニードル脱毛のみと言えるでしょう。

レーザーでの脱毛はほとんどの人が効果を実感することが出来ます。ですが、体質的な問題で数千人に数人など一定数脱毛効果が薄い人がいるようです。また、毛抜きでの自己処理を続けていた人の中には毛穴が変形してまい脱毛効果が得られない人がいます。これら特殊な事情がない限りレーザーでの脱毛は効果的と言えます。

4.1.医療脱毛後に毛が生えてくる原因

永久脱毛の定義でもご紹介した通り、脱毛終了後でも数%の毛がまた新たに生えてくる可能性があります。脱毛終了後にまた毛が生えてくるのにはいくつか原因があります。

毛周期による取りこぼし

私達の体から毛は「毛周期」と呼ばれるサイクルで毛が生えてきます。毛周期は「成長期・退行期・休止期」と3つに分類することが出来ます。

毛がどんどん伸びてきて毛根が元気な状態の成長期にレーザーを照射するのが最も脱毛効果が高いです。退行期は成長しきった毛が抜けるための準備期間、休止期は毛根が完全に休んでいる状態のことです。

レーザー脱毛はこの毛周期に合わせて2ヶ月〜3ヶ月の期間を空けて数回に渡り光を照射することで全ての毛根を破壊します。ですが、タイミング悪く毛根にダメージを与えることが出来ない可能性があるため脱毛終了後でも生えてくる可能性があるんです。

産毛の成長

レーザー脱毛は産毛の脱毛が苦手です。脱毛期間はまだまだ細い産毛だったのにも関わらず期間を経て太い毛に成長してしまった可能性も考えられます。

ホルモンバランスの乱れ

私達の毛の成長は「男性ホルモン」による影響を受けています。そのため、男性ホルモンのバランスが乱れてきたためまた毛が生えてくるという可能性が考えられます。特に女性の場合、歳を重ねると男性ホルモンが増加する傾向にあるため毛深くなるということが起こりえます。

5.レーザー脱毛の施術期間や回数

レーザー脱毛は毛周期に合わあせて光を照射することでよりキレイな脱毛が可能になります。そのため、2〜3ヶ月に一度の間隔で合計5回程度の施術受けることで脱毛完了となるクリニックが多いです。

毛の量や施術箇所によりますが、期間として「1年〜1年半」程度でムダ毛のないキレイな状態になります。

個人差はありますがだいたい3回目の施術くらいから効果を実感する方が多いようです。

参考までにエステサロンや脱毛サロンで行う光脱毛も、基本的なしくみは一緒のため毛周期に合わせて2ヶ月〜3ヶ月の間隔を空けて施術します。ですが、光脱毛は威力の弱い光のため5、6回の施術だと充分な効果が得られません。合計10回程度、期間にして「1年半〜2年以上」の期間がないとキレイな脱毛が出来ません。

6.医療脱毛クリニックを選ぶときに見るべきポイント

6.1.料金

脱毛で一番気になるのがその料金ですよね? 医療脱毛は同じ脱毛という行為でも金額はそれぞれ異なります。脱毛箇所によっても金額は違いますが、個別脱毛で1万円〜、全身脱毛だと30万円〜くらいが相場です。全身脱毛の金額での比較は下記の通りです。

横浜中央クリニック   →全身脱毛(顔・VIO含む) 439,200円

カルミア美肌クリニック →全身脱毛(顔・VIO含む)   646,000円

ドクター松井クリニック →全身脱毛(顔・VIO含む)   466,000円

湘南美容外科                  →全身脱毛(顔・VIO含む)   435,370円
アリシアクリニック         →全身脱毛(顔・VIO含む)   499,480円

このようにクリニックによって金額が異なります。全身脱毛は高額ではありますが、個別の脱毛を繰り返して最終的に全身に及ぶような場合は最初から全身脱毛で申し込んだほうが圧倒的にお得になります。医療脱毛を選ぶ際はまずは自分が脱毛したい箇所の金額比較を行なってください。

6.2.基本料金以外に発生するものがある

上記ではそれぞれのクリニックで表示されている基本的な金額をご紹介しました。でも、脱毛の場合それ以外の費用が発生する場合があります。

例えば、予約をしていたけど急な用事で行けなくなった場合にはキャンセル料が発生する場合があります。キャンセル料で1万円も支払うこととなると結構痛いですよね?また、施術前のシェービング代や痛みを緩和する麻酔料金といったものが考えられます。

これらの基本料金以外に掛かる費用の取り扱いがそれぞれのクリニックで異なりますので基本料金以外の費用も含めたトータル費用で比較する必要があります。

6.3.まずは事前カウンセリングでスタート

医療脱毛に限らず脱毛したいからといって、いきなりクリニックにいってその日に脱毛!なんてことにはなりません。どこのクリニックでも事前カウンセリングからスタートするのが基本です。

事前カウンセリングを受けるとき、あなたは「受け身」では行けません!! しっかり自分が聞きたいことや気になることを全部確認するようにしましょう。ここでは事前カウンセリングで確認すべき事項をご紹介します。

基本料金以外で発生する可能性がある費用

先ほどもご紹介した通り、基本料金以外で発生する可能性のある費用は必ず確認しましょう。無料カウンセリングはまだ「契約」したわけではありません。遠慮せずに、金銭面はしっかり確認しておきましょう。キャンセル料、シェービング料、麻酔料などなど別途発生する可能性があるものはたくさんあります。

キャンセル料について

もし万が一、行くことが出来ない場合のキャンセル料についても必ず確認する必要があります。また、キャンセルじゃなくても予約時間に遅れていく可能性もありますので遅刻した際の取り扱いも合わせて確認してみてください。

自分が脱毛したい箇所の金額

無料カウンセリングの際は脱毛したい箇所の金額は改めて確認しましょう。もしかしたらあなたが金額を確認したときの金額と異なっている場合もあります。逆にキャンペーンで安くなる可能性もありますので、実際の金額は無料カウンセリングのときに改めて確認するようにしましょう。

途中で辞めたい場合の対応

万が一、レーザー脱毛が痛すぎたり、どうしても体に合わない場合の際の取り扱いも必ず確認する必要があります。クリニックによっては契約した段階で全額支払わなければならない契約を結ぶところもあります。脱毛の進捗状況によって割返して計算してクリニックも当然ありますのでこれから脱毛しようとしているクリニックはどういう対応をしてくれるのかをしっかり確認してください。

また、仕事の都合で転勤しなければならない場合の取り扱いも要注意です。医療脱毛は短くても半年〜1年程度の期間を要しますので生活環境が変わってしまうことも考えられます。私は絶対移動しないから大丈夫と思うかもしれませんが聞くだけタダです。万が一には備えておきましょう。

アトピーや妊娠などの対応

もし、あなたがアトピーなど皮膚になんらかの問題を抱えている場合は必ず事前に確認する必要があります。状況によっては脱毛出来ない場合があります。また、女性であれば脱毛期間中に妊娠する可能性も考えられますので合わせて確認してみましょう。

以上、カンセリングのときに最低限確認しておくべき事項です。受け身にならず、しっかりきっぱりこれらの事項は問い合わせてください。もちろん、ここで紹介したこと以外にも気になる点があれば確認してみてくださいね!

まとめ

医療脱毛は医師の施術やケアを受けられるという点では他の脱毛方法より確実に優れている点と言えるでしょう。脱毛効果も高いので失敗する可能性は限りなく低い脱毛方法です。その反面、痛みや料金的な部分での抵抗感があるかもしれません。

料金は光脱毛でたくさん通わなければならないことを考えると多少高くても医療脱毛で確実な効果を得られることを考えると安上がりかもしれません。また、もし光脱毛を選択した場合に効果が実感出来なかったときに「やっぱり医療脱毛にしておけばよかった。。」と後悔するくらいなら最初から医療脱毛を受けて万が一、期待以上の効果が得られなかったら諦めるしかないと思えるのも精神衛生上安全かもしれません。

今日ご紹介した医療脱毛の特徴を参考にしていただき、クリニック選びにお役立てくださいね。