乾燥肌の原因となる食べ物と乾燥肌を改善する食べ物の具体例

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乾燥肌には食べ物も関係していると聞いて、具体的にどんなものを食べれば良いのだろう?と思い、調べている方も多いでしょう。または、スキンケアをしっかりしているのにどうして乾燥肌が治らないんだろう。。そうお悩みの方も多いことでしょう。乾燥肌は正しいスキンケアを行うのはもちろんのこと、食べ物や日常生活にも気を配る必要があります。

今回は乾燥肌の原因となる食べ物や、乾燥肌を改善するための食べ物についてご紹介します。ぜひ参考にしてください。

乾燥肌を引き起こしてしまう食べ物

インスタントラーメン

それでは、まずは乾燥肌を引き起こしてしまう食べ物についてご説明をしていきます。乾燥肌は、外側である肌の保湿を含めたスキンケアと、体の内部をケアするための食事の2つが重要です。いくらスキンケアを頑張ったとしても、バランスのとれた栄養が摂れていなければ、いつまで経っても肌内部の水分を逃がしてしまうようになってしまいます。これからご紹介する食べ物は、乾燥肌を促進してしまう作用がありますので注意をしてください。

添加物の多い食べ物

インスタント食品や、加工物は非常に多くの添加物が含まれています。コンビニ弁当や、カップラーメンなどですね。添加物などの化学物質は肌への悪影響が多いだけではなく、添加物が多い食べ物は新陳代謝やお肌のターンオーバーの働きを乱してしまいます。結果として、乾燥肌を含めた肌トラブルを引き起こしてしまうのです。

冷たい食べ物

体を冷やしてしまう冷たい食べ物や飲み物は注意が必要です。夏場は特に体を冷やすことを目的として、冷たい食べ物ばかり食べてしまいがちです。冷たい食べ物や飲み物を体を冷やしてしまうため、血行の流れを悪くしてしまいます。お肌にとっては血流の良さは非常に重要な要素です。血液の流れを良くするためにも、乾燥肌が気になる方はできるだけ温かい食べ物を食べるようにしましょう。なお、冷たい食べ物は慢性的な冷え性の原因にもなりますので、冷たい食べ物や冷たい飲み物は摂りすぎないように注意しましょう。

乾燥肌を解消するための食べ物

緑黄色野菜

それでは次に乾燥肌を解消するための食べ物をご紹介していきます。潤いのあるお肌に必要な成分は大きく分けてると下記の2つに分けられます。

  1. 亜鉛
  2. ビタミン類

具体的にご説明します。

亜鉛

亜鉛は体にとってなくてはならない成分の一つです。亜鉛はお肌だけではなく髪や爪にとっても必要な成分です。特に新陳代謝に関わる重要な成分なため、亜鉛が不足してしまうと新陳代謝やターンオーバーの働きが悪くなってしまいます。亜鉛が多く入っている代表的な食べ物としては下記になります。

  • 生牡蠣(かき)
  • 豚レバー
  • 牛肉
  • 煮干し
  • ゴマ
  • 卵の卵黄
  • カニ
  • たらこ

亜鉛は摂りすぎにも注意

亜鉛は乾燥肌に良いものではあるのですが、摂取量には注意が必要です。亜鉛を摂りすぎてしまうと下記のような症状が出てしまいます。

  • めまい
  • 頭痛
  • 発熱
  • 嘔吐

1日の摂取量は男女ともに30mgを越えると摂取しすぎとなってしまいます。1日の適切な摂取量としては男性9mg、女性7mgと言われていますが、乾燥肌が気になる方はもう少し多めに摂取しても良いでしょう。

ビタミン類

亜鉛と同様にビタミンもお肌にはとても重要な要素です。特に下記のビタミン類を積極的に摂ることをオススメします。

  • ビタミンA
  • ビタミンB
  • ビタミンC
  • ビタミンE

こちらも一つずつご説明します。

ビタミンA

ビタミンAは皮膚や粘膜をキレイな状態にしてくれる働きをもった成分です。通常の食生活を送っていれば、ビタミンAが極端に足りないということはなかなか無いのですが、ダイエットを行なっていたり、食生活が偏っている方は注意が必要です。ビタミンAが入っている食べ物で代表的なものは下記になります。

  • レバー
  • ウナギ
  • 緑黄色野菜
  • 卵黄
  • バター

食生活が偏っていると感じる方は上記の食べ物を摂り入れるようにしましょう。

ビタミンB

ビタミンBは肌に良いというのは聞いたことがある方も多いことでしょう。ニキビや肌荒れに効果的ということでサプリメントも多く売られています。ビタミンBはお肌のターンオーバーの働きを正してくれる成分です。アルコールや甘いものを多く食べる方、激しい運動をする方はビタミンBを消費しやすいので意識的に摂取するようにしましょう。

ビタミンC

ビタミンCはコラーゲンの生成に働きかけてくれたり、体内の活性酸素を消してくれる働きがあります。ビタミンCは果物や緑黄色野菜に含まれていることが多いのですが、熱や酸素に弱いので果物や緑黄色野菜はできるだけ新鮮なうちに生のまま食べるようにしましょう。加熱しなくてはいけない時は、できるだけ加熱時間が短時間で済むようにしたり、野菜を煮込む場合は煮汁やスープも一緒に飲むようにしたりと工夫をしましょう。

ビタミンE

ビタミンEは血行を促進し、新陳代謝を活発にする働きがあります。ビタミンEはナッツ類や魚介類に多く含まれていますので、意識的に摂るようにしましょう。

乾燥肌を改善するために気をつけるべき生活習慣

睡眠

乾燥肌を改善するためには食べ物だけではなく、日常生活の生活習慣を改善する必要があります。乾燥肌を改善するためにも頭に入れておいてくださいね。

スキンケア

スキンケアを間違ったままでは乾燥肌はいつまで経っても改善しません。正しいスキンケアの知識と手順でスキンケアを行うようにしましょう。なお、「乾燥肌の原因と乾燥肌を改善するために必要な基礎知識」の記事に詳しくスキンケアの方法について解説しておりますので、合わせてぜひ参考にしてください。

睡眠

お肌にとって睡眠は非常に重要な要素です。睡眠はターンオーバーを正常に働かせるためにとても大切です。睡眠不足が続いたり、睡眠時間に乱れが出てしまうと、ターンオーバーにも乱れが出てしまいます。ターンオーバーが正しく働いてくれないと、肌荒れができてしまったり、慢性的に乾燥肌が続いてしまうことになります。

お肌にとっての睡眠のゴールデンタイムは意識しなくて良い!?

なお、以前は睡眠時間にも肌に与える影響があると言われていました。22時〜2時までの時間が特にお肌のターンオーバーを促進すると言われていました。ですが、今では睡眠を取るタイミングよりも、どれくらいの時間眠れるのかや、睡眠の質が重要と言われるようになっています。熱すぎないお湯でお風呂に入ったり、アロマを焚いたりと、自分にとって快適にリラックスして眠れるような環境作りをするよう工夫してみて下さいね。

最後に

今回は乾燥肌の原因となっている食べ物や、乾燥肌を改善するための食べ物についてご紹介いたしました。乾燥肌はすぐに治るものではありません。今回の記事を参考にしていただいて、しっかりと生活習慣を改善して時間をかけてコツコツと乾燥肌を改善していきましょう。