朝に顔がむくんでしまい、鏡を見るたびに嫌な気持ちになってしまうとお悩みでは無いでしょうか?もしくは、朝の顔のむくみが起きる原因を知って、顔にむくみが起こら無いようにしたいと思っているのではないでしょうか?朝に顔がむくんでしまうと、学校に行く気も仕事をする気も起こら無いですよね。今回は、朝に顔がむくんでしまう原因と解消するための方法をご紹介します。
顔がむくんでしまう原因
顔がむくんでしまうにはいくつかの原因があります。下記に代表的なむくみの原因について解説していきます。大きく分けると下記の3つに大別されます。
- 塩分の摂りすぎ
- 運動不足
- アルコールの摂取
一つずつご説明いたします。なお、むくみの原因についての詳細は「顔のむくみの原因とむくみを解消するための7の対処法」にも詳しく解説をしておりますので、合わせて参考にしてください。
塩分の摂取量が多いことでむくみが起こる
むくみが起こってしまう一番の原因は水分の摂りすぎです。水分を必要以上に摂取してしまうことで、皮膚の中に水分が溜まってしまいむくみが起こってしまいます。塩分を摂りすぎてしまうと体内の塩分量が増加してしまいます。そうなると、体の中では塩分量を下げようとするため、自然と水分を摂りたくなります。ラーメンを食べた後に喉が乾くことはよくありますよね?それと同じ現象です。塩分を摂りすぎることで、水分を必要以上に摂取してしまい、翌日の朝にむくみが起こってしまいます。
運動不足によるむくみ
運動不足もむくみを引き起こしてしまう原因となります。特に、長い時間同じ姿勢で仕事をすると、血行が悪くなりむくみが起こりやすくなってしまいます。デスクワークや立って接客をする販売員さんは定期的に運動を行うようにした方が良いでしょう。
アルコールの摂取
塩分と一緒でアルコールを摂取すると、体内のアルコールの濃度が高まってしまいます。それを薄めるために体は水分を欲します。結果として水分を摂取しすぎてしまうため、むくみが起こりやすくなってしまいます。
すぐに効果が出るむくみ解消法
それでは、ここからはむくみの解消法をご紹介していきます。まずは、朝にむくみができてしまっている方向けにすぐに効果が出るむくみの解消法からご紹介していきます。朝にすぐに効果を出すためには、「顔の血行を良く」した上で「顔に溜まった血液を体内に循環」させることが必要です。今回は、その2つの方法をご紹介します。
顔の血行を良くするための方法
まずは、顔の血行を良くするための方法からご紹介します。顔の血行を良くするためには刺激をすることが必要です。とはいえ、難しいことはありません。温かいタオルと冷たいタオルを顔に押し当てるだけでOKです。そうすることにより、顔の細胞が刺激され血行が良くなっていきます。下記の手順に沿ってタオルを用意して、顔に押し当てていきましょう。
1.温かいタオルの作り方
まず、タオルを2枚用意してください。1枚を温かいタオルにして、1枚を冷たいタオルにします。まずは、温かいタオルの作り方をご紹介します。作り方は非常に簡単で、タオルを水に浸して軽く絞った後に、電子レンジで50秒〜1分程度温めるだけです。温かいタオルの温度としては45度前後が良いでしょう。
2.冷たいタオルの作り方
冷たいタオルは洗面器に氷を入れて、その中にタオルを浸すだけでOKです。事前に氷を用意しておかないと作ることが難しいので、むくみが起こりやすいという方は氷は常備しておくようにした方が良いでしょう。
3.タオルを顔に押し当てる
作った温かいタオルと冷たいタオルを交互に顔に押し当てていきます。20秒〜30秒ごとにタオルを替えて当てていきましょう。タオルがぬるくなってきたら、温め直したり、冷やし直すようにしてください。5〜6回程度繰り返し行うことで血行が促進されていきます。
顔に溜まった血液を体内に循環させるマッサージ
それでは次に顔に溜まった血液を体内に循環させるマッサージを行いましょう。むくみには、顔を直接マッサージするよりも首をマッサージする方が血液循環の流れが良くなるため効果的です。そのため、首回りを中心的にマッサージしていきましょう。下記の手順に沿って行います。
1.首を回す
まずは、首をくるくると回しましょう。5〜10周程度ゆっくり回すようにします。
2.首を伸ばす
次に頭を片手で持って右側に倒します。そうすると、左の首筋が伸ばされている感覚になります。これを5秒〜10秒程度行います。次に左側に倒して、右の首筋を伸ばしていきましょう。この繰り返しを5回程度行いましょう。
3.首を撫でるようにマッサージする
最後に、首筋を撫でるようにマッサージしていきましょう。指の腹で耳の付け根から鎖骨のあたりまで上下に少し強めに撫でるようにマッサージを行います。これを両側行いましょう。
朝起きて鏡を見たときに、「むくみが起こってしまってどうすれば良いの・・・!?」とお悩みの方は、上記の方法で急場を凌ぐようにしましょう。
むくみが起こらないようにするために必要な生活習慣
先ほどご紹介した方法は、あくまで朝にできる応急処置です。ここからは、そもそもむくみが起きづらい体にするために気をつけたい生活習慣についてご紹介します。
塩分の強い食べ物は控えるようにする
先ほどご説明をした通り、塩分の摂取量が増えると体が水分を欲してしまいます。水分の摂取量が増えることでむくみができてしまうので、塩分は控えるようにしましょう。なお、水分を我慢したとしても塩分の摂りすぎはむくみの原因となってしまいます。体内の塩分量を下げるために体内の水分を外に排出しないようにする働きになってしまうので、どちらにせよ塩分の強い食べ物は控えるようにした方が良いでしょう。
むくみを起こしたくないときはアルコールは避ける
多少のアルコールであれば問題ありませんが、基本的にアルコールの摂取も控えておいた方が良いでしょう。特に次の日に大事なプレゼンがあったり、デートが控えているというときはアルコールは控えておきましょう。
血行が悪くなるような服装は避ける
むくみ予防には服装も重要です。特にタイトめな服装を好んで着るような方は注意が必要です。体を締め付けるような服を着たり、ブーツを履くと血行が悪くなってしまいむくみを起こしてしまいます。普段から慢性的にむくみが起きてしまうという方は、意識的にゆったりとした服装や靴を選ぶようにすると良いでしょう。
デスクワークの方はちょっとしたストレッチを
先ほどご説明をした通り、長時間デスクワークなどで同じ姿勢のまま仕事をするような方は、血行が悪くなるためむくみが起こりやすくなってしまいます。そのため、できるだけ血行を良くするためにもストレッチをするようにしましょう。今回は2つのストレッチ方法をご紹介しますね。どちらも非常に簡単にできるので、できるだけ毎日行うようにしましょう。
1.かかと上げストレッチ
かかと上げストレッチは、背伸びをするときのようにつま先だけで立つように、かかとを上げるストレッチです。出社・退社の通勤電車の中でも行えるストレッチです。20〜30回程度行えば血行が良くなります。
2.つま先上げストレッチ
つま先あげストレッチは、かかとのみを床につけてつま先を上げるストレッチ方法です。これは、座っている状態でなければできませんので、デスクワーク中に行うのが良いでしょう。こちらも20〜30回程度行えば血行が良くなっていくので、できるだけ毎日行うようにしましょう。
最後に
今回は朝にできる顔のむくみの原因と解消するための対処法についてご紹介いたしました。朝にむくみができてしまった場合には、緊急的な対策として温かいタオルと冷たいタオルを交互に顔に乗せた上で首をマッサージしましょう。とはいえ、慢性的にむくみができないようにするためにも生活習慣に気を配るようにしてくださいね。今回の記事を参考にしていただいて、むくみに悩まない体を手に入れていただければ嬉しいです。なお、むくみの原因と解消法については「顔のむくみの原因とむくみを解消するための7の対処法」も合わせて参考にしてください。