頭皮にできものができてどうすればできものが無くなるのだというと心配になっているのではないでしょうか?もしくは、頭皮のできものは何か病気なのかな。と、不安になっている方もいらっしゃるかもしれません。頭皮にできるできものは放っておくとかゆみや赤みが出てしまうことがあります。体の異常を訴えるサインだと考えてできるだけ早く対応するようにしましょう。今回は頭皮にできるできものの原因と解消するための方法をご紹介します。ぜひ、参考にしてください。
頭皮にできものができる原因
頭皮にできものができる原因は大きく分けて5つあります。
- ホルモンバランスが乱れるのことによる頭皮のできもの
- 頭に傷ができたことによって起こる頭皮のできもの
- 間違った洗髪による頭皮のできもの
- 紫外線による頭皮のできもの
- 脂肪分が多い食事を摂ることによる頭皮のできもの
具体的に何が原因でできものができているのか一つずつご説明いたします
ホルモンバランスが乱れるのことによる頭皮のできもの
ホルモンバランスが乱れると通常よりも皮脂が過剰に分泌されてしまいます。皮脂が過剰に分泌されることで毛穴に詰まりが発生したり脂っぽくなることでできものができやすくなってしまいます。ホルモンバランスは日々の生活習慣の乱れによって変わってしまいます。なお、女性の方は生理の前後に頭皮にできものができるという方もいらっしゃるでしょう。これは、生理によってホルモンバランスが乱れてしまうからです。
頭に傷ができたことによって起こる頭皮のできもの
頭に傷ができることでもできものができます。頭に傷を負って炎症してしまうことでできものとなります。頭をぶつけたり掻くことで傷ができたと感じている方は、それが原因かもしれません。傷が原因で起こるできものに関しては時間の経過とともに傷が治っていきます。それに伴ってできものも解消されていきますので、できるだけ傷に触れないようにしましょう。
間違った洗髪による頭皮のできもの
洗髪の方法を間違っていたり、1日に何度も頭を洗うような習慣のある方は注意が必要です。何度も髪を洗うと頭皮に必要な皮脂や水分まで落としてしまうので頭皮の乾燥を招いてしまいます。頭皮の乾燥はできものの原因となってしまうので、1日に何度も洗髪をしている方は1日1回に回数を減らすようにする必要があります。
紫外線による頭皮のできもの
紫外線は肌内部のコラーゲンを含めたお肌のハリやツヤを保つ成分を破壊してしまいます。結果として頭皮が乾燥してしまいます。先ほどご説明した通り頭皮は乾燥してしまうとできものの原因となってしまいます。そのため、紫外線を浴びることも頭皮のできものを引き起こしてしまうのです。
脂肪分が多い食事を摂ることによる頭皮のできもの
食生活も非常に大切な要素です。脂肪分が多い食事を取っていると皮脂の分泌が過剰になってしまってできものの原因となってしまいます。栄養バランスの偏った食事は頭皮のできものだけではなく、お肌にとっても良いことはありませんので食生活を改善するようにしましょう。
頭皮のできものを解消する方法
頭皮にできものができる原因についてはご理解いただけたかと思います。ここでは、頭皮のできものを解消するための方法についてご紹介をいたします。
正しい手順での洗髪を行う
先ほどご説明した通り間違った洗髪の方法はできものを作ってしまう原因となってしまいます。これからご紹介する洗髪方法を参考にしていただいて、正しい手順で頭や髪を洗うようにしてくださいね。
1.ぬるま湯で頭皮の汚れや皮脂を落とす
まずは、ぬるま湯で頭を洗いましょう。ぬるま湯だけで頭皮の汚れや皮脂を落とします。そうすることでシャンプーをつけて頭を洗うときに刺激を少なくします。
2.シャンプーをしっかり泡立てる
シャンプーはしっかりと手のひらで泡立てるようにしましょう。洗顔時はしっかりと洗顔料を泡立てる方が多いのですが、シャンプーのときはそのままシャンプーを頭につけて、手で洗いながら泡立てる方が非常に多いです。髪を洗うときも洗顔のときと同じようにしっかりと泡立てるようにしてください。
3.泡立てたシャンプーを指の腹で洗う
シャンプーを泡立てたら髪にのせていきます。洗髪をするときは指の腹で優しく円を描くようにくるくるとしながら汚れや皮脂を落としていきましょう。くれぐれも、爪をたてたりゴシゴシと洗うようなことはしないようにしてください。頭皮に与えるダメージが大きくなり、傷ついたりできものの原因となってしまいます。
4.ぬるま湯でしっかりと洗い流す
最後にぬるま湯でしっかりと洗い流します。シャンプーやリンスは頭皮にとても大きな刺激となってしまいます。シャンプーやリンスをすすぎ残してしまうと、それが刺激となってしまいできものはもちろんのこと、頭皮の肌荒れの原因にもなってしまうのです。しっかりとすすぐことを意識しましょう。
ドライヤーをあてるときは距離をとって
髪を乾かすときにも注意してください。髪をセットするときに頭皮に近い距離でドライヤーをかけてしまいがちですが、頭皮に熱風をあてるのは良いことではありません。髪から30cmは開けてドライヤーを使うようにしてください。
頭皮マッサージで血行を促進しよう
頭皮マッサージを行って血行を促進しておくことも大切です。血行が悪くなることは頭皮の様々なトラブルの原因となってしまいます。こちらの動画はシワ対策の頭皮マッサージですが、この動画のように定期的にマッサージをするようにしてみましょう。
頭皮のできものができないようにするための生活習慣
頭皮にできものができないようにするためには日々の生活習慣が最も大切です。これからご紹介する生活習慣を参考にしていただいて、今の自分の生活習慣を見直してみてくださいね。
睡眠はしっかりととる
睡眠をしっかりととることは大切です。睡眠不足が続いたときに肌荒れが起こったという経験は誰でも一度はあるかと思います。これは頭皮にも同じことが言えます。睡眠不足の状態が続くと代謝が落ちてしまいます。睡眠は代謝を保つ上でも非常に重要です。毎日忙しいかもしれませんが、睡眠時間は1日6〜8時間程度は確保するように努力をしましょう。なお、質の高い睡眠をとることも大切です。睡眠の質を高めるには「睡眠の質を劇的に向上させて短時間で爆睡する為の全手法」の記事を合わせて参考にしてください。
バランスの良い食生活を送る
先ほどご紹介した通り、偏った食生活は頭皮のできものの原因となってしまいます。コンビニ弁当や外食ばかりになっているという方は、できるだけ自炊を行ってバランスの良い食事を摂るようにしてください。
紫外線対策を行って頭皮をケア
紫外線対策も重要です。外出するときは日傘を持って行くような癖をつけるようにしましょう。また、長い時間外で活動をするようなレジャーや行楽のときは帽子をかぶるなどして紫外線対策を意識しましょう。
日常的に運動を行う
代謝を高めるためには運動をするのが最も効果的です。ジョギングやランニングができれば越したことはありませんが散歩やウォーキングでも十分です。それも難しいときは、普段エレベーターやエスカレーターを使用しているのを階段で移動するようにするなどして、今までよりも運動をすることを意識してみましょう。
ストレスからはできるだけ避けるようにする
ストレスはホルモンバランスを乱してしまう原因となります。そのため、ストレスからはできるだけ避けるようにした方が良いと言えるでしょう。今、ストレスの原因となっているものがパッと頭に浮かぶ方は思い切ってストレスの原因から逃げてしまっても良いかもしれませんね。なお、ストレスからどうしても避けられないというときはストレスを溜め込まないように、遊びに行ったり買い物をしたりと定期的にストレス解消をするようにしてくださいね。
脂漏性皮膚炎の可能性があるときは病院に
できものに赤みが出たりかゆみがでたり、フケが普段よりも多く出るというときは脂漏性皮膚炎かもしれません。上記でご紹介したケア方法で改善がみられなかった場合は皮膚科に相談に行くようにしましょう。症状に合った薬を処方してくれますので相談をすることをオススメします。
最後に
今回は頭皮にできものが出来る原因と解消法、改善したい生活習慣についてご紹介を致しました。頭皮にできるできものは時間の経過とともに改善されることがありますが、あまり楽観視はせずに体からの異常を知らせているサインだと認識して、普段の生活習慣を見直すきっかけにしてみてくださいね。