妊娠後期に起こるむくみの原因とすぐに解消する方法と予防法

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妊娠後期で毎日むくみが起こりやすくなっていてストレスになっていませんか?もしくは、妊娠後期に起こるむくみをどうやったら解消したり防ぐことができるのだろう?と思って調べているのではないでしょうか?妊娠後期の妊婦さんは、むくみに悩まされる方が多くいます。今回は妊娠後期に起こるむくみの原因と解消法、押さえておくべき生活習慣についてご紹介します。ぜひ参考にしてください。

妊娠後期にむくみやすくなる理由

妊婦さん

妊娠後期はなぜむくみやすいのでしょうか?実はいくつか理由があります。大きく分けると下記の4つが挙げられます。

  • 血液量が増える
  • 塩分の摂りすぎ
  • 血行が悪くなることによるむくみ
  • 長時間同じ姿勢でいることによるむくみ

他にも原因はあるのですが、代表的なむくみの理由としては上記の4つです。それでは、一つずつむくみの原因を解説していきます。

血液量が増える

妊娠後期に起こるむくみの原因は多くの場合、血液量が多くなることが原因です。妊娠前と妊娠後期では血液量が1.4倍も増えると言われています。しかも、妊娠後期の場合はお腹の中の赤ちゃんが大きくなっているので、血管が圧迫されてしまいます。そのため、血液が溜まりやすくなってむくみが起こりやすくなってしまいます。

塩分の摂りすぎ

塩分を摂りすぎることでもむくみは起こります。塩分自体がむくみの起こすわけではなく、塩分を摂りすぎることで体内の塩分量が上がります。そうなると、体内の塩分量を下げようとして水分を摂ろうとします。ラーメンを食べた後に喉が乾きますよね?それと同じ働きです。塩分量を下げるために水分を摂りすぎることによって体内に水分が溜まってしまいむくみを起こしてしまいます。

血行が悪くなることによるむくみ

血行が悪くなることでもむくみは起こります。妊娠後期はお腹も大きくなるので運動不足になりがちです。運動不足になると血行が悪くなるのでむくみが起こりやすくなってしまいます。

長時間同じ姿勢でいることによるむくみ

妊娠後期はお腹が大きくなるので、同じ姿勢でいることも増えるでしょう。ただ、長時間同じ姿勢でいると一箇所に水分や血液が溜まってしまうのでむくみの原因となってしまいます。

短期的にむくみを解消する方法

フットバス

妊娠後期にむくみが起こる理由についてはご理解頂けたでしょう。それでは、ここからはできるだけ早くむくみを解消するための方法をご紹介します。朝起きたらむくんでいたという状態でも効果を発揮する方法ですので、ぜひ実践をしてみてください。

足を高い位置に上げる

主に足のむくみに効果があるのですが、仰向けになって足を少し上げましょう。少し時間はかかりますが、ちょっとずつむくみが解消されていきます。足のむくみの原因は足の筋肉が低下して血液を心臓に戻せなくなることで、下半身に水分が溜まってしまうことで起こることが多いです。足を心臓より高い位置に上げることで、下半身に溜まった血液を心臓に戻してあげるサポートをすることでむくみが解消されていきます。足のむくみの原因についての詳しい解説は「ふくらはぎのむくみ|むくみの原因と解消する方法と予防法」の記事も参考にして下さい。

むくみのある部分をマッサージする

むくみを感じる部分をマッサージしましょう。手がむくんでいると感じた場合は、ハンドマッサージを行いましょう。手のむくみについての原因は解消するためのマッサージ方法は「手のむくみの原因と既に出来た手のむくみを解消する方法」の記事をご参考下さい。顔がむくむ場合は温かいタオルと冷たいタオルを交互のあてて血行を良くするための冷温マッサージと、顔と首筋をマサージして血行を良くする方法があります。顔のむくみのマッサージ法については「朝の顔のむくみをすぐに解消する方法と改善すべき生活習慣」の記事を参考にしてください。足のむくみに関しては、先ほどご紹介した「ふくらはぎのむくみ|むくみの原因と解消する方法と予防法」の記事を参考にして頂ければ幸いです。

足を温める

妊娠後期の方は足にむくみが出ることが多いです。その際は足を温めるのも一つの方法です。足を温めることで血行を促進してむくみの解消をしましょう。35℃〜40℃程度のお湯を洗面器に入れてそこに足を入れて温めるだけでOKです。非常に簡単な方法ですので、足のむくみが出たときは試してみてください。

むくみを起こしにくくするために気をつけたいこと

妊婦さんの散歩

先ほどご紹介した方法は、あくまでむくみを短期的に解消させるための方法です。むくみが解消したからと言って同じ生活習慣を繰り返していては、またむくみに悩まされるようになります。生活習慣を改善して、むくみの起きにくい体を目指しましょう。

塩分を避けて食生活に気をつける

食生活には気を配るようにしましょう。先ほどご紹介したように塩分はむくみの原因になってしまいます。そのため、塩分量の多いラーメンやお惣菜、コンビニ弁当は控えるようにしてできるだけ栄養バランスの良い食事を自炊するようにしましょう。特にカリウム入りの食材を使った料理を作るようにするとむくみ対策になります。むくみと食べ物の関係性と具体的にどうすれば良いかについては「むくみの原因となる食べ物とむくみを解消するための食べ物」の記事を合わせて参考にして下さい。

ウォーキングやストレッチをして運動をする

むくみは運動不足による血行の悪化も原因として考えられます。できるだけ運動をして血行を良くすることを心がけましょう。とはいえ、妊娠後期はお腹も大きくなっているので激しい運動は厳禁です。毎日ちょっとしたウォーキングや散歩を行って運動不足を解消するように心がけるだけでもOKです。

睡眠時間をしっかりととる

睡眠不足もむくみの原因となります。睡眠不足は代謝が低下をしたりホルモンバランスが乱れてしまいます。忙しい毎日を送っているとは思いますが、できるだけ毎日7〜8時間の睡眠時間は確保するようにしましょう。なお、睡眠時は質もとても大切です。自分の体に合った寝具を探したり深い眠りができるための工夫をしましょう。

最後に

今回は妊娠後期に起こるむくみの原因と解消法、むくみを起こさないようにするための予防法についてご紹介を致しました。むくみが起きると誰でも嫌な気持ちになりますよね。できるだけむくみが起こらない体を作るためにも、生活習慣を見直してむくみが起こりづらい体になっていくように心がけましょう。